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こんばんは。 今日は、銀河線以外の十勝の鉄道の話題をお伝えします。 まず、十勝といえばばんえい競馬。今や世界唯一の開催場となった帯広競馬場に、競技用の馬そりを運搬するためのトロッコがあるそうです。去る9月4、5日に、このトロッコに人を乗せて動かすイベントが開催されました。 ばんえい十勝 http://www.banei-keiba.or.jp/event/9496.html#sl 十勝毎日新聞 http://www.tokachi.co.jp/news/201009/20100905-0006527.php こんなところに「鉄道」が引かれていたとは驚きです。それにお客さんを乗せて動かすというのも、グッドアイデアです。これは、JR北海道が運転したSLとかち号との連動企画ですが、新得、上士幌、陸別のトロッコ体験運転が、アイデアの源だったのかもしれません。 この他にも、帯広市内には鉄道に関する遺産が、数多く残されています。国鉄広尾線の愛国駅、幸福駅だけでなく、私鉄の十勝鉄道の廃線跡が整備され、「とてっぽ通り」という名称のつけられた、公園と自転車歩行者専用道路になっています。ここには、十勝鉄道で活躍した蒸気機関車と客車が保存されています。 http://www.city.obihiro.hokkaido.jp/toshikensetsubu/toshikeikakuka/d070570_s012.jsp http://www.geocities.jp/t_ishigaki/hokkaido/tokachi.html また市内には、十勝鉄道の機関庫があったことから命名されたという、「機関庫の川」という名前の川も流れています。 http://www16.ocn.ne.jp/~inakawa/gaiyou.html 十勝毎日新聞 http://www.tokachi.co.jp/WEBNEWS/060306.html 次に、新得町の根室本線狩勝旧線部にある旧新内駅には、9600型蒸気機関車と、20系寝台車3両が保存されています。地元のNPO団体が、保存車両の整備とトロッコ体験運転施設の整備、運営を行ってきました。そして今月7日から、寝台車の内部にあった鉄道資料室を改装した「旧狩勝線ミュージアム」がオープンしました。 ここでは、狩勝旧線部に関わる各種資料、写真展、狩勝旧線部を忠実に再現した模型などを展示しています。また、国内でただ1両の保存となっている、寝台車「ナロネ22」の内部も、現役当時のようにリネンを取り付けて公開しています。 いろいろな意味で貴重な鉄道遺産を、収集、整備、公開されている関係者の皆様の熱意に、敬意を表したいと思います。 旧狩勝線を楽しむ会 十勝毎日新聞 http://www.tokachi.co.jp/news/201009/20100908-0006557.php
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Last updated
2010/09/22 11:59:15 PM
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