私と人形２

　　父の妹つまり私のおばも手先が非常に器用な人で、私が小学生の頃、小指程の人形をたくさん作って子供たち一人ずつにくれたりした。フレンチナッツステッチの巻き毛のとても可愛い布人形で、ちいさな缶に入れて大切にしていた。
　小学五年の頃、軍手で人形を作り、おばのところに送りつけたことがある。今考えれば迷惑な子供かも。
　中一の夏休みには毎日人形ばかり作っていて、担任の先生にあきれられていいたが、『貴女には理解出来ないでしょう。』と無視していた。
　どうも私は人形を作るのは好きだったみたいだ。

　ある年、デザインフェスタにいった折に、何人かの人形作家さんの作ったオリジナルの人形を見て、人形熱が再燃してしまいました。
　なかでも、なるとさんの人形が非常に印象的で、サイトにお邪魔して日記等を読むと、その熱意や行動力に驚いたり、尊敬したり、思いきり刺激をうけて、とうとう昨年自己流で粘土の球体関節人形を作りはじめたのでした。

　そのころちょうど、例の人形を上手に作るおばの娘である、いとこが人形を作りはじめ、二人で大いに盛り上がり、デザフェスに出すのを目標に人形を作っているのです。

　しかし、なかなか思うようには行かず、やっとこさ人形が出来たら今度は洋服で思いっきり苦労するという有り様です。

　いっぺん基礎から学ばねばという事で,ビスクド－ルを習う事にしました。

私の人形修行どうなる事でありましょうか？