2022/10/07(金)06:50
令和5年度社労士試験へ向けて
令和5年度 社会保険労務士試験
合格へ向けて現実を再確認しよう
令和4年申込者数52,261人受験者数40,633人欠試者数11,628人受 験 率77.8%合格者数2,134人不合格者数38,499人合 格 率5.25%合格基準点択一式 44点選択式 27点補正科目該当なし複数正解択一式「健保」問6及び問10
4万人が受験して、3万8千人が落ちる国家資格試験、
それが令和4年度の社労士試験です。社労士試験の難易度を
偏差値に換算すると、選択式は55、択一式は64前後といわ
れています。偏差値55と64程度の試験なら「超難関」でも
ないのに、合格するのが難しいのはなぜでしょうか。
それは、選択式8科目、択一式7科目、計15科目の「科目別
基準点」をすべてクリアしなければならないので、ひとつの
ミスも許されないからです。
社労士試験は「総得点勝負」ではないので、15科目すべてを
コンプリートするのは意外と難しく、たった1科目のために
何年もかかる人が少なくありません。
極端な話、全15科目のうち14科目満点でも、1科目「基準点
割れ」をすれば不合格です。その1科目に救済が入れば合格で
すが、基準通りなら不合格。それで心が折れる方もいます。
「偏差値55と64の試験でしょ」と考えると、足元をすくわれ
るかもしれません。