美酒世界

2006/10/17(火)08:19

画像あり【山居倉庫 純米大吟醸 吊雫原酒 亀の尾】

日本酒紹介(271)

『山居倉庫 純米大吟醸 吊雫原酒 亀の尾』の包装状態の画像です。いっしょに写っているのはパトちゃんとソーラーくんです。 包装の中身はこんな感じです。 山形県 鯉川酒造株式会社 720ml 3,465円(税込) 『山居倉庫』とは山形県の日本海に面した庄内平野の北よりにある酒田市のシンボル的存在で、観光写真などでもよく紹介されています。明治26年に酒田米穀取引所の付属倉庫として建造され、築百年以上経った今も現役の農業倉庫として活躍しているそうです。その中の一角に酒販店が入っていて、その酒販店が企画して売り出しているお酒がこの『山居倉庫』シリーズです。 米拠庄内は同時に酒拠でもあります。庄内地方には18の蔵元が健在で、その中の8つの蔵がこのシリーズにお酒を提供しています。(平成18年の数字です) この『山居倉庫 純米大吟醸 吊雫原酒 亀の尾』もその中の1つでこのシリーズの中では最もグレードの高い『吊雫原酒』スペックのものです。 このお酒の蔵元である鯉川酒造さんの銘柄は『鯉川』と『恋の川』ですが、最近は『亀治』が入った銘柄も出されています。この『亀治』こそが酒米『亀の尾』を見つけた人の名前なのです。この鯉川酒造はその『亀の尾』発祥の地に一番近い蔵元で、当然『亀の尾』を使ったお酒を一番最初に復活させた蔵元さんでもあります。 このお酒は、40%精米とかなり贅沢なつくりで華やかな香とすっきりとした呑み口、そしてそれでいてどっしりとした呑み応えと三拍子揃ったお酒好きには非常にうれしい仕上がりになっています。

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