秋彩京都 その7
2年振りの銀閣寺に向かいました。前に来たときには解体修理中でありました。見事に以前の姿を取り戻しましたね。さすがにハイシーズンの京都の名所だけあって、此方も凄い人出でありました。究極の簡潔さを求めるとこの姿になると言う事でしょうか室町時代当時、古今の名石を池に惜しむことなく配置し、最高の様式美を今に見せてくれます。実は銀閣(正確には観音殿)前の庭園(池を除く)は江戸時代後期に大改修されており、その際に現在見られる銀沙灘や向月台が造られました。室町期の庭園は東求堂周辺とその裏側の一部だけだそうです。当時の庭園が殆ど残っていないのは惜しい気もするのですが、現在の姿から偲ぶのも寺院鑑賞の楽しみかも知れません。京都旅行2日目は銀閣寺で終わりにしてホテルへ向かいました。翌日は嵯峨野方面を訪ねましたので、また後ほどに更新します。