長野 善光寺の御開帳 その1
京都桜旅行から一週間後の4月12日、長野の善光寺へ7年に一度の”御開帳参り”に行って来ました。善光寺の「御開帳」は御本尊を模して造られた御前立像である阿弥陀三尊像が7年に一度(正確には6年に一度)お披露目される仏事であります。因みに御本尊の阿弥陀如来像は絶対秘仏になっており拝する事は出来ません。いつも通り東京の職場から早朝に出発、関越道・上信越道を走って3時間程で長野市に到着しました。順調かと思っていましたが、善光寺に近づくにつれて渋滞が始まっていました。善光寺参拝用の大駐車場は既にどこも満車!しかし、歩いて10分程の市中駐車場が直ぐに見つかりそこに停めました。さして広くない参道入り口にはこの様に(↑)混雑していました。↑は山門になります。重要文化財に指定されています。「善光寺」の扁額の文字の中に5羽の鳩が隠されていますがお気づきでしょうか?4羽は直ぐに見つかると思いますが残りの1羽は難しいかも…国宝の巨大な本堂前にやって来ました。ご覧の様に参拝者で大混雑しています。参拝方法は幾つか在りまして、1 普通に本堂の外陣へ入り、内陣・内々陣の先にいらっしゃる前立本尊を参拝する。(混雑している為殆ど前立本尊を見る事は出来ません)2 参拝券を購入して内陣へ上がり、前立本尊にお参りする。3 内々陣の前立本尊の右手に結ばれた”善の綱”と繋がっている”回向柱”に触れて御縁を頂く。(↑と↓の写真でお分かり頂けると思います)大雑把には以上ですが、この他にも本尊が安置されている”お戒壇めぐり”があります。御本尊の戒壇真下の真っ暗な回廊を巡り、”極楽の錠前”に触れるという参拝もあります。ワタクシも以前に”お戒壇めぐり”をした事がありますが、正に戒壇下は漆黒の暗闇で何処をどの様に歩いているのかさえも判らない手探り状態でした。残念ながらその時は”極楽の錠前”に触れる事は出来ませんでした。この日は日曜日とあってか”回向柱”に触れるのに45分待ち、”内々陣参り”は1時間待ち、”お戒壇めぐり”は2時間待ちとなっていました。前夜から不眠で東京からやって来たワタクシには、この待ち時間にはとても耐えられそうには無いので外陣参りをしてきました。↑は本堂裏側になりますが、行列は”お戒壇めぐり”に並ぶ人達であります。それにしても、もの凄い人出であります。日本全国から善男善女が集まって来たようです。この日の参拝は此れにて諦めて、翌日の月曜日に期待しつつ早めにホテルへ向かいました。続きはまた後程に更新します。