書士な旦那の観察日記

ずっと日記をさぼっていた間のホラーな出来事です。

ある日、お風呂から出てきたわんこの顔半分が文字通り真っ赤になってました。
顔半分が血染めで、顎からポタポタとしたたり落ちてさえいました。
ものすごくびっくりしました。
スプラッタ映画のワンシーンのようでした。
本人、気づかずに笑ってるのが余計に不気味でした。
この人はもうここで死ぬのか！？とさえ思いました。

とりあえず、血の苦手なわんこさん本人には鏡を見ないように顔を洗うように指示しました。
洗っても洗っても、後から後から血はあふれ出てきてなかなか止まらなかったのですが、ようやく止まって確認すると、左頬の中央ちょい上ぐらいに針で刺したような穴が…。
ゴマの半分もないような本当に小さな穴です。
そこから何故そんなにも大量出血。
しかも何故顔にそんな穴が開いたのか、全くわかりません。
場所が場所ですからヒゲそりの時に剃刀で切ったのかとも思ったのですが、その日はまだヒゲをそる前でした。

でもまぁ、血は止まったので、ひとまず安心してその日は就寝。
翌日、傷を見ると、ほとんど跡もなくなってました。

あれはいったいなんだったろうね～、と言いながら、数日後の朝。
ふと横で寝てるわんこさんの顔を見ると、微かに血の跡が…。
あれ、また出血したのかなとよく見ると、わんこさんが使っていた低反発枕がスポンジのごとく血液を吸収しておりまして。
しぼったらしたたりそうなぐらいの吸収力です。
洗っても到底落ちる代物でもなく、枕も枕カバーもサヨナラしましたが、それにしても恐るべし顔の穴…。

よくよくわんこさんの顔を調べてみたのですが、やっぱり小さな小さな穴があいているだけなんです。
血が滲む、程度なら有りえるかもしれないですけど、血管切り裂いたような出血量なんですよ？

頬にそんな大きな血管が通ってるはずもないし、何もしてないのに穴があいてるのも不思議。

その後、さらに昼間わんこさんが外に出かけてる最中に一度出血し、止まらなくて大変だったそうですが、大量出血事件はそこで終わりました。

我が家の2007年の最大の事件でした。

今でも、時折、穴のあった場所を調べてしまいます。
また、いつか突然スプラッタになるのではないかと……。