|
カテゴリ:カテゴリ未分類
どうも、短い周期に珍しく更新な黒です
今日もリアルネタです申し訳ない(いっそ普通のブログにすりゃいいのに
AM:9:00
仕事の話のために駅前のファミレスで待ち合わせ
すると電話が
俺「はいもしもし」 相手「あーすいません今電車が故障起こしちゃって30分ほど遅れるようなのですが」 俺「あ、はいかまいませんよ」 相手「本当に申し訳ありませんなるべく急ぎますので」 俺「はいはいでは失礼しまーす」
ふぅ・・・まぁ軽く朝飯でも食ってまつ事にしよう
メニューを見て軽そうな食事を探し、店員を呼ぶ
俺「えーとこのパスタとフレンチトースト」 店員「ドリンクバーはお付けしますか?」
普段ファミレスでは水ONLYなのでドリンクバーはあまり注文しない
ふと、ドリンクバイキングの方に目をやるとコーヒーコーナーがあるではないか
俺はコーヒー大好き人間で力仕事をしてるときもそうでない時も
出勤→コーヒー→休憩→コーヒー→昼飯→コーヒー→帰り→コーヒー
と、仕事中はコーヒーだけで生きているような生き物でして
でも、いつのまにかコーヒー=仕事というルールが自分の中で出来上がってるようで
仕事以外ではコーヒーを飲もうとしない、つまりファミレスでマターリコーヒーという概念がないのだ
俺(ふむ、窓際の席でマターリ人を眺めながらコーヒーてのも優雅な朝っぽくていいな) 俺「じゃあドリンクバーもお願いします」 店員「はい、ではドリンクバーはセルフとなっていますので」 と、言って店員は下がっていった
こういった雰囲気で飲むコーヒーと煙草はさぞかしうまいだろうな・・・ニヤニヤ
と期待を膨らませ普段の缶コーヒーとは違ったちゃんとしたコーヒーカップを取る
俺「おわっこれって小皿に乗せる物なのか!気取ってんなぁ~」
初めてドリンクバーにも小皿があると知った俺は意気揚々小皿にカップを乗せコーヒーコーナーの前に立つ
俺「へぇ~いろんな種類があるんだな、でもコーヒーと言ったらエスプレッソだろ!!」
と勝手にコーヒー=エスプレッソにした後、エスプレッソに必要な砂糖などを小皿に乗せ、そのままエスプレッソの出てくる所にカップと小皿を乗せる
俺「よし、優雅な朝の第一歩だ・・・」
ドキドキしながらエスプレッソのボタンを・・・押す
プシュー・・・シュー・・・
ふんふん♪^^
ジュッジュジュジョロー
♪^^
ジョロー・・・ジョロッジョロッ
・・・^^?
ゴボッ・・・・・ジュボルボジョボボボボ
・・・・^^;!?
ボボボボビチャビチャ
え!?
噴出口から恐ろしい勢いでコーヒーが噴出しカップの周りをびちゃびちゃにしてるではありませんか
俺「ちょ・・・これって大丈夫なの・・・・?」
その勢いは明らかに異常で、小皿に乗せた砂糖やスプーンなども濡らしている、というか浸かっている
俺「・・・・・・・・・・・・」
ボボボッボッボボッビチャー
俺「・・・・・・・・止まった」
それは明らかに正常ではなく、ちゃんとカップに入ったコーヒーは3分の1ほど
3分の2は小皿に溜まり排水溝に流れ足元にこぼれた
だがドリンクバーに免疫が無い俺にするとそれは異常なのか正常なのか分からずおろおろ
後ろの女性が不思議そうに見ている
俺(まずい、まずいぞ!ここで慌てたら優雅な朝が台無しだ、ここは何事も無かったように過ぎ去るのがベターだ!)
カップの乗った小皿を持ち、後ろの女性に振り返り一言
俺「ふっ・・・・失礼」
そういって去っていく俺の手元のコーヒーを女性は驚きの目で見つめる
俺(見てる!見てるYO!大丈夫俺は正常だ!あの女性は俺の手元を見てるんじゃない、きっとそうだ!そう思い込むんだ!)
小皿に溜まったコーヒーが指に触れ、熱いのを我慢しつつ窓際の席まで戻る
俺(ふぅ・・・なんとか回避した・・・ようやっと優雅な朝を堪能できるぞ)
するとコーヒーコーナーの方で声が聞こえ、ふと見てみると
先ほどの女性が店員に
女性「すいませんコーヒーの出がおかしいんですけど」
店員「あ、大変申し訳ありません、すぐ直しますね」
俺「え」
俺の手元に残ったのは小皿溜まったコーヒーとびしょ濡れの砂糖、そして一口しか吸ってない灰と化した煙草
俺「・・・・・俺の優雅な朝は・・・・終わった・・・・」
完 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|