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テーマ:デスパレートな妻たち(24)
カテゴリ:ドラマ
第11回「罪深き助言」 Who Can Say What's True?
脚本:ブライアン・ダネン 演出:ラリー・ショウ あらすじ ブリー:謎の手紙を受け取ったことについて、ギャビーとリネットに相談するも友人2人は『ブリー個人の問題』と一蹴。落ち込んだブリーはレネに誘われてバーに繰り出し今まで経験したことのないスリルを味わう。 ガブリエル:カルロスの代わりを務めようにも付け焼き刃の知識では太刀打ちできず打ちのめされる。 リネット:私が一生かかって身につけた金融の知識を一朝一夕で得ようだなんて、とギャビーとは喧嘩別れしたリネットだったが、夫のいない今となっては自分も同じような立場(トムがいなければ家の電気の不具合の原因や直し方はわからなかった)と気づき、ギャビーと仲直り。 ベン:資金繰りに困り工事は難航。マイクから、レネが莫大な財産を持っていることを聞き、彼女に接近する。 スーザン:アレハンドロの自宅が売りに出されていたところに居合わせたスーザンは適当な理由をつけアレハンドロの妻には小切手を、妻の連れ子でアレハンドロの義理の娘には『もうあなたが養父から乱暴を受ける事は絶対にない』と言い残しフェアビューに戻る。 感想 人は「やってはいけない」ものほどやりたくなるもの。「嗜癖(過度の依存)」って、ある種の意外性やある種の不快感がないと起きない症状だから。罪悪感のないところに嗜癖は起きない。飲んじゃいけない、という気持ちが人一倍強いブリーだからこそアルコール依存症になったと言える。敬虔なクリスチャンで『飲酒』を肯定しちゃいけないと思っていたから。今回レネに誘われて、嫌悪感を抱いていた不衛生なバーに行き男性と出会い、また新たな扉を開いてしまったわけですけど、ブリーはこれからどうなっちゃうんでしょう。セックス依存が始まったとしたら、彼女と関係した男性たちの死体の山ができそう。 ブリーが受け取った手紙、一回目は『暴露してやる』で、二回目は『どういたしまして』。これが “ブリー個人の問題” だとしたら、一番身近な人物でこのメッセージを伝えたそうな人は…レネ? ベンとの浮気を疑っていた時期に『知ってるんだからね』と伝え、ブリーの自殺を阻止して感謝されたあと『いいのよ』と言いたかったとか。 あともう一つ、この線は薄いとは思うけど、アレハンドロは生きているかもしれない。カルロスに殴られて気絶、その後は死んだふりをして主婦たちに森に浅く埋められたあと自力で這い出し、身代わりを穴に埋められれば。可能だ。もし湖に沈められていればまず生きてはいられなかっただろうけど、毛布に包まれて土の中だったからいろんな奇跡が重なればなんとかなりそう。 スーザン良いことしたな〜。あの15歳の女の子は半信半疑ながらも安心しただろうしその晩は心安らかに眠れたでしょう。問題は今後。アレハンドロの妻はスーザンのことを『旦那を奪った女』だと思い始めている。事前にマイクにはすべて伝えてあるので、ウィステリア通りの友人たちへの説明とアレハンドロの妻対策だけきちんと考えなければ。 それからこれは私の勝手な希望ですが、もし今後アレハンドロの妻に何かあったら、あの15歳の子はギャビーとカルロスに引き取られたら良いと思う。ギャビー夫妻の生き別れの実の娘に似た美人だし、ギャビーと同じような境遇に育っているし、愛情をたくさん受けて育ててもらえそう。 いつも面倒ごとは他人まかせ、夫まかせで生きて来たギャビー、社会経験といえばモデルかキャンペーンガールだけのギャビーが、少しずつカルロスの仕事関係の勉強を始めたのを見て、なんだか泣けました。ギャビーがファッション誌以外の本を開いているところを初めて見た。やだ〜〜〜泣けちゃう。母親が勉強している様子を見てホワニータやセリアにも良い影響が出ると良いなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 14, 2013 01:59:20 AM
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