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December 12, 2013
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著者:中村ユキ




12月4日放送の「あさイチ」で取り上げられていたり、マンデラ氏追悼式の手話通訳者のニュースで最近話題になっている統合失調症について、きちんとわかっておきたくて入門編として読んでみました。

全部で167ページ、よくあるコミックエッセイと同じような感じかな、と最初は高を括っていたのですが、読み始めると、統合失調症を患ったお母さんとその娘のやりとりに、泣けて泣けて仕方なく……たぶん、これまで読んだ本の中で一番泣いた!

お母さんも、娘さんのユキさんも、よく頑張ったねえ。立派!! ユキさんのご主人・タキさんも素晴らしい。
よく、介護は実の娘(息子)に…というような話を聞くけど、私の意見は逆です。家族だからこそ抱える問題ってあるもの。それが親子となれば尚更で、この暴言は病気が言わせてるんだ、なんて頭では理解していてもつい感情的になってしまうもの。「今までこんなこと言わない人だったのに」とショックを受ける人、「これまで何度あなたに傷つけられて来たか」と怒りを再燃させる人。タキさんのような、俯瞰で見て適切な対応が出来る、精神状態を見極め穏やかに対処できる第三者の存在って本当に貴重だ。

お母さんが服薬しても症状が一向に改善せず、よくよく調べてみたら「恥ずかしくて、幻聴、幻覚、包丁を振り回した日の事は本人から先生に伝えてなかった」なんてエピソードもありました。だから先生はお母さんの状態を把握できずヒステリーの治療だけしていたとか。よくある話なんじゃないかなあ。まだまだ日本は、精神病に対して「恥ずかしい」という意識がある。患者が恥ずかしさを我慢して医師に自分の言動を正確に伝えるのは大変だ。そこでユキさんは連絡ノートを作り、「体調は安定していますが、地域生活センターで奇声をあげてしまったようです。本人は眠れない日が多かったと言っています」といった内容を受診の際ドクターに見せ、活用しているそうです。本当にいい娘だなあ、ユキさん。

100人に1人発症する、患者数は癌とほとんど変わらない、ありふれた脳の病気。薬も年々良くなっており、ユキさんのお母さんも、昔ながらの薬(定型抗精神病薬)から新しく出た薬(非定型抗精神病薬)に変えてもらったところ、それまで死んだ目・無表情・無感情だったのが、瞳に輝きが戻り、表情・感情も出て来たそうです。幻聴や副作用もだいぶラクになったとか。医学薬学の進歩ってすごいなぁ! より多くの患者さんが救われるといいな。多い病気だけに、私が発症する可能性も十分ある。……実は昔、統合失調症(当時は精神分裂病)について、文献を調べれば調べるほど自分に当てはまるような気がして、本を数冊抱えて先生のところへ行った事があるのです。そしたらあっさり「あなたは典型的な医学生症候群だ」と言われて終了でした。そうか、私は馬の蹄の音を聞いてシマウマが走っていると思い込んでいたんだ…当時の本を今読んでも情報が古すぎてもうあまり役に立ちません。これだけ患者数が多い病気なのだから、癌を扱うのと同じくらいの頻度で健康情報番組で特集組んでも良さそうですけどね。最新の情報を知りたい。







たとえ学校や職場で悪口を言われたとしてもそれが建設的な意見でない場合「今のは幻聴」と考えて済ませるとか、昔のつらい記憶が蘇ってきて苦しい時「今のは昔体験した幻覚を思い出してるだけ。妄想」と自分に信じ込ませる事ができれば生きるのが相当ラクになりそうです。『アリー my Love』というドラマでは、主人公アリーは幻覚見えまくり・妄想しまくりですが、ミニスカート穿いて元気に弁護士をやっています。

(統合失調症の始まりはハイテンションから始まるそうなので、異様にポジティブで不眠不休で活発に動き始める時期が来たら、ちょっと注意して受診を考えてみても良いかもしれません)



以上、精神医学素人のブログでした。





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Last updated  December 13, 2013 02:13:02 AM
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