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January 11, 2014
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著者:酉島伝法









やっと読み終わった〜。面白いんだけど、読むのに骨がおれた。造語が多い上に時系列がすぐにはわかりにくいので、最初は「隷重類(れいちょうるい)? 胞人(ほうじん)??」な出来事・登場人物が満載で「これは…はて…ブラック企業批判的なやつかな?」とか考えて読んでました。…でもさ、それも当たらずとも遠からずな感じしない? あの社長最低だもん。就業時間内に酒飲んで酔っぱらって会社の備品壊しちゃうわ、ゲロ吐いちゃうわ、やっと帰ったなと思ったらオフィスにウンコしてるし。社長のウンコ片付けもサービス残業ですよ。なにしろ従業員は自分ひとりなのだから。でもなんでそんなことしなくちゃならないのかってところも最終話でわかります。社長がダメな理由も。
四編の短編集なんだけれど、最後まで読むと全体像がわかる仕掛け。しかし私は巻末に収録された大森望さんの解説を読んでやっと理解できた感じです。「あ、そんな話だったんだ」って思った。
一番好きなのは書き下ろしの『泥海の浮き城』。印象としてはディズニー&ピクサーのバグズライフに、ハウルの動く城と千と千尋をすこし足した感じ。リアルバグズライフ。主人公(昆虫人間)は、産卵式で女房の産卵管から卵を自分の腹腔内に撃ち込まれそうになり、恐怖に呑まれ逃げ出した男、ラドー・モンモンド。この世界では男は女の卵床になり、生まれた幼児に食い散らかされる運命なのだ。「えっ!? シュワちゃんが妊娠?」みたいな呑気な話じゃないけど、この方式だと、99.9%産まれたのは自分の子供だとわかるので男性には良いかもしれません。








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Last updated  January 12, 2014 02:54:43 AM
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