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January 21, 2014
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著者:大島弓子







「大島弓子」という名前は知っていたけれど、作品を読んだのはこれが初めて。
天才。
繊細で詩的で美しくて、でも現実は残酷で。素晴らしかった。賛美の言葉しかないよ。
中でもいいなと思ったのは『夢虫・未草』。小学5年の女の子・林子ちゃんのパパは同級生のママを好きになってしまい、そのことを突然朝食の席で告白するのですが……林子の心の揺れや成長の描写もいいし、同級生の五月晴夫もいい。だけど私は、神経質で厳しいお母さんが錦糸卵の五目鮨を作って五月の家に届けた後の帰り道、満天の星空の下、林子に話す場面がとても好き。あまりにも哀しくて綺麗で、涙が止まらなかった。何で泣いてるのか自分でもうまく説明できないのだけれど、きっと誰にも星明かりだけが慰めになる瞬間があるのだろうなと思って。ラストもすごく良かった。

『乱切りにんじん』の「父」は、うちの親にそっくりだった。私の父も宇宙人なのかも。





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Last updated  January 22, 2014 01:27:51 AM
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