『タマネギ頭』と徹子さんについて
『タマネギ頭』という番組を知っていますか?日曜夜10時からTBSチャンネルで放送している、黒柳徹子さん28年ぶりの冠番組です。・MCは徹子さん・アシスタントはクリス松村(番組内の肩書きは ‘アテンダント’)(理由はクリスがCAに憧れているから)(徹子さんからはなぜか ‘クリスマス’ と呼ばれていた)(クリスマス村…? の住人…??)私は昨日の再放送でこの番組を初めて知り、偶然観たのですが、テーマが『中森明菜』でゲストがミッツ・マングローブの回だったため、ものすごく楽しめました!!(ミッツは中森明菜オタクだそうです)最初から見てたら良かったな。でも当時の明菜の手書きの文字が見れたから幸せだ。丸文字だった。かわいい。そして今年4月からの総集編を見て、私が思ったこといくつかメモしてみます・徹子さんは板東英二から『お母さん』と呼ばれると『あなたを産んだ覚えはありません』と激怒するが、近藤真彦などザ・ベストテン時代のアイドルから『お母さん』と呼ばれるぶんには ‘芸能界の母親代わり’ を自認しているため納得している(現在のマッチは『徹子さん』と呼んでいる)・徹子さんはヨン様ファンで、携帯の待ち受けもヨン様らしい。『タマネギ頭』に韓流スター5tionのナントカさんが来たときは、徹子さんはスターから『お嬢さん』と呼ばれ舞い上がってしまい、『抱いて!』と言うなど大胆な一面も見せていました。たぶん徹子さんは、《紳士的で礼儀正しく、ソフトな印象なんだけど身体はたくましい男の人》が好きなんだと思います。この真ん中の人でした↓・徹子さんは若い頃何度かお見合いしており、その中の1人であるお医者さんと結婚一歩手前まで話が進んだことがあったのだが、ふと『この人の歩き方、なんだかイヤだわ』と感じ、親などいろんな人に謝って縁談を断ったことがある。その後、母親からは出勤前必ず玄関で『結婚詐欺!』と言われたそうです。・駄菓子を見ていると戦争中のことが思い出されて涙ぐんでしまう徹子さん。疎開先の青森で進駐軍の米兵にガムをもらったのだが、それがとても良い匂いがして『すごく良いお菓子』という感じがしたので5ミリずつかじって地元の子と分け合って大事に食べた思い出がある。あの頃は皆飢えていたという。「朝霧に下駄引きずって疎開の子」(徹子さんの句)・徹子さんはもっと年をとったら宇宙食を普段の食事にする予定。なぜなら宇宙食にはカルシウムなど骨を強くする栄養素が豊富だから。(宇宙飛行士の野口さんに話していました)・友近演じる『水谷千重子』のことは徹子さんはあんまり好きではないっぽい。演歌一筋40年、芸歴50年のわりには水谷千重子が昭和の芸能界について何も知らず、水谷八重子のことも知らず、それでいて淡谷のり子を『ノリちゃん』、ペギー葉山を『葉山ちゃん』と呼ぶところに徹子さんはどうやらカチンときた風でした…(ペギー葉山は徹子さんと同い年です。徹子さんにとってペギー葉山は日本のテレビ放送50年の歴史を当初から支えて来た戦友でもありますから、友近の芸とわかってはいても、徹子さんは不快だったのかも)徹子さんから『七光り会って知ってる?』と訊かれて答えられなかった水谷千重子芸歴50年……友近ってすごく難しいキャラクターに挑戦していたんですね。若い芸人ばかりの番組だったら良いけど、そうじゃない場所ではボロが出る。姉御肌キャラの水谷千重子は崩壊する。徹子さんがお笑い芸人にオチを含めた内容で質問してゲストをあわてさせる場面が度々ありますけど、それも徹子さんのテクニックだと思うんです。臨機応変に対処できるか、徹子さんは試している。そこで他の番組でも散々披露した、‘出来上がった話’ にプラスして番組を盛り上げた芸人さんはまた何度も呼ばれているので、あれは徹子さんの天然を装ったテストなんじゃないかと私は見ています。『黒柳徹子の番組』なんだから他のバラエティやドラマ・映画では見られないゲストの意外な素顔を視聴者に見せたい、と思っているんじゃないかなあ。お笑い芸人編モノマネ編全然関係ないけど1971年レコード大賞の森進一リアルタイムで見ていた松本人志一家全員を爆笑させたという