地震直後の我が家
みなさま、地震から丸一日が経過致しましたが、ご無事でしょうか。これまでに携帯・メール等でご心配の連絡を頂きましたが、個別に対応できませんので、こちらにて現状報告させて頂きます。猫たちも私達も怪我等なく、ひとまず無事ですので、ご安心ください。ご心配頂きまして、ありがとうございました。3/11 PM14:46-その時私は仕事中で現場(埠頭)にいました。詰所脇の倉庫の方に歩いていた時、急にくらくらっと足元が揺れ始め、一瞬、立眩みかと思いましたが、そのうち倉庫につかまっていないと自分では立っていられない状態になり、近くにあったクレーンのジブが左右に大きく振れているのを見て、(地震なんだ!)と実感。自分が想像している以上に長く大きな揺れに真っ先に頭に浮かんだのは、お家にいる猫たちのことでした。ふだん軽度(震度2や3)の地震でも、地上より揺れが大きくなる高層階の我が家。1度目の長く大きな地震が治まったと同時に車に乗込み、家へ向かいました。埠頭から大通りに出ると、すでに停電で信号機が消灯していたり、水道管破裂なのか液状化なのかで、ある交差点ではひざ下まですでに冠水。地震発生直後に出たせいか、大規模な渋滞をまぬがれ20分後には家に到着しました。エレベーターは停止していたので、階段であがりましたが、さすがに10階を超えたあたりで、息が切れだし足があがらなくなっていきました。やっとの思いで家につき、部屋に入ると本当に震度5?というくらい、家中の物が散乱していました。↑ この部屋が一番ひどかった。。。足の踏み場もない。 書類も本もPCも吹っ飛び、全て散乱しています。↑ キッチンも物が散乱。引出しは全部開いた状態。 耐震ラッチのついた食器棚の扉は開いてなかった。↑ 棚の上の耐震補強の部分。 外れかかっているけど、これがなかったら倒れてたのかも。。。帰宅後、夜遅くなるまでほとんどの猫たちは隠れて出てきませんでした。震災のショックのせいで、当日は食欲のない子がほとんどでした。しかし、そんな中1匹だけ「火事場泥棒猫」が出現しました。帰宅後、一番最初に出てきて、最初こそはビクビクしていましたが、キッチンにあったキャットフードが散乱してるのを見つけてボリボリ貪り食っていました。まだまだ余談は許さない状況だと思いますので、みなさま十分ご注意ください。そして、現地にて震災にあった方達も本当に大変だと思いますが、災害時にはその存在を軽視されてしまいがちな飼い犬や猫、その他の動物たちのことも心配です。