太陽とひまわり~ポルトガルにて~

2008/07/04(金)00:33

ARROZ DE POLVO ~たこのリゾット~

comida~食~(81)

ポルトガルの良い所・・・。美しい空、乾いた夏、穏やかな人々、そして美しい海!ポルトガルの海・・・、もしもこの土地を離れる事があったら、間違いなく懐かしく思い出す光景の1つだと思います。さて、海が美しく、たくさんあるということで、魚介類も結構新鮮で美味しい。でも、調理となると、なかなか・・・(苦笑)もっといろいろ調理できるようになれば・・・、そして、魚の値段が、もう少し下がってくれると、もっとポルトガル生活、楽しくなるのではないかと思う今日この頃。ポルトガルのレストランなどでもよくある、タコのリゾット。私も大好きですが、レストランなどでは、薬味(?)に、苦手なコリアンダーが入っている事が多くて、もっぱら家で調理です。タコは、魚屋さんで、丸まる1匹売られています。頼むと、洗ってくれるので、家で洗う手間が省けます。魚売り場は、結構、いつも混んでいるので、面倒な時は、冷凍のタコを利用。さて、このタコのリゾット、タコが、物凄く柔らかいのです。茹でダコのイメージは、ちょっと固め、生のタコのイメージは、噛んでも噛み切れない(笑)ポルトガルでは、タコを茹でる際、なぜか、玉ねぎを丸まる1個一緒に入れて圧力釜で茹でます。茹で時間は、私の場合、圧力釜に圧力がかかり始めて(蒸気が勢い良くなってから)10分程度。圧力を抜いて、蓋を開けると、既に玉ねぎはフニャフニャ。タコも柔らかです。お義母さんは、圧力釜の蓋を閉める前に、沸騰した湯に一度タコをサッと湯通しして引き上げ、タコを瞬間にして縮ませてから、湯に戻し、圧力をかけるようです。水の他に、赤ワインを入れたり、塩を入れたり・・・玉ねぎを入れる事を除いて、いろいろなバージョンを試してみましたが、どの方法でも、大差はなかったような気がします。やはり、ポイントは、丸ごと入れる玉ねぎ???それは、未だに謎であります。↓茹で上がったタコさて、タコの準備ができました!ニンニク、玉ねぎをオリーブオイルで炒め、トマトピューレ(ホールトマト、生のトマトでも。お好みで)、タコの茹で汁、ワイン少々、塩、胡椒、コンソメ等の調味料を好みで加えて沸騰させ、お米(我が家は、リゾット用使用)、タコを投入。(全体の水分は、お米の量の2~3倍位。適当です(笑))蓋はせず、好みのお米の硬さ、水分になるまで煮込みます。仕上げにコリアンダーやパセリを散らして出来上がり!う~ん!!これはやっぱり美味しい!!

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