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テーマ:アメリカ旅行記/生活記(952)
カテゴリ:アメリカならでは?!
インディアナ州に住んでいた時にお世話になった 英語の先生から、 うちのキキ・ミミにプレゼントが届いた。箱が二つも! 一つは、「パンケーキの型セット」で、 ハンドバッグや帽子、靴の形にパンケーキが作れる、というもの。まぁ、かわいい♪ もう一つは、ピンクの「名前入りエプロン」であった。ティアラのプリント入り♪ 箱を開けたその瞬間から、なにを察したのか 「きる!きる!(着る)」 と言って、エプロンをドレスのように着て遊んでいる。たしかに長さはドレス・・・ すっかり気に入ってしまったようであーる。料理する前に汚れちゃう・・・
この英語の先生には、 息子が3人いる。 上の二人は家を出て、結婚もしている。 一番下の子だけが、今も一緒に住んでいる。 実はこの春、先生からメールをもらって度肝を抜かれた。 なんと、「グァテマラから、養女をもらうことにした。」 と書いてあった・・・。 えぇぇぇ~~~っ?!そりゃまたどうして??? だって、もう子育てはほぼ完了して、 これから自分の仕事や楽しみに時間をかけられるのに またこれから、一から子育てを?! 先生曰く、 「ずっと女の子が欲しくて頑張ったけど、ダメだった。 不幸な過去もあったりして、あきらめかけたけど、 やっぱり決心した。」 のだと言う。・・・すごい。 「エラ」と名づけたその女の子を連れて インディアナに帰ったのは、その子が7ヶ月の時。 それでも、離乳食だのミルクだのオムツだの まだまだ世話のかかる時期だし 夜通しで寝てくれないだろうし・・・。 それをまた、 50台で始めるなんて、 なんという勇気!だって、体力勝負だもの と同時に、先生の情熱を感じた。
先生は白人、旦那さんはイスラエル人。 グァテマラの女の子だと、明らかに「養女」とわかる。 でも、他にもアジア人の女の子を養女にした白人の例を 3家族ほど知っている。 みんな抵抗なくやってのけている。 そしてみんな女の子。 母親にとって、娘を持つことへの思いは特別なようだ。そんなものか・・・ 男の子を持つ友達の一人も、 「もし次もまた男の子だったら、 3人目は養女をもらう。」 と言っている。きっぱり!
今は、先生も本当に幸せそうで、 子育てを楽しんでいるようだ。 一ヶ月に一度、エラの写真がまとめて送られてくる。目がまん丸でおっきくてうらやましい! キキ・ミミのちょうど一年前を見ているような 発達過程。今は「歩き始め」ねー でもいつか彼女も、養子だということを理解する時がくる。 先生はそのシチュエイションを どうやって乗り越えるのだろう・・・??? いつか聞いてみたい。 そういう「血のつながり」を超えた関係は、 本当に強いものなのかもしれない。 周りが思うほど、本人たちにとっては不自然なものでもなんでもなく 私たちと同じように、自然とそこにある関係なんだろうな。 これからも、同じ「娘を育てる母」として 先生とは情報交換していこうと思っている。 そして、いつかお互いの娘たちを連れて プレイデイトしたいな~♪エヘヘ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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