母に要求される能力。

　　最近、2人とも記憶力がついてきてすごい！と感心することもあるけど、困ることもある。覚えてなくていい約束を覚えてたり･･･。・・・ったく でもって、キキ･ミミの大好きなミッキーマウスの番組、｢ミッキーマウス･クラブハウス｣というのを2人は毎日見ているんだけど、タイムリーにいい時間にやっていないので、すべて「デジタルビデオレコーダー（DVR）」に録画している。お気に入りの同じ話は何度も見ているし他も、たいていの話は知っている二人。｢ミッキーみるぅ～！」というから「ミッキーの何見るの？」と、どの話を見たいか聞くとキキはいつも、その話に出てくる一つのアイテムを取り上げてリクエストする。え？どういうこと？例えば、「ドクター･デイジー｣という話ではデイジーが医者になって、病気のふりをした友達たちを治してあげる、という内容なんだけど、そのとき、デイジーが持っているのが｢緑のかばん」。この話が見たいとき、キキは、｢『みどりのかばん』みる～！」とリクエストする。･･･そ、そんな他にも、｢赤いボール｣とか｢黄色のボール｣とか｢水色のリボン｣とかタイトルや内容ではなく、ピンポイントで表現してくるので、私としては、あらゆるところをしっかり見ておかないとこのリクエストに応えることができないのだ。幸い、私もたいていの話はさら～っと見ているのでそれこそ、キキから投げられたボールは、すべて打ち返してきたのだけど、・・・いばることでもないこの間、どうしてもわからないことを言われた。それは、 ｢ミッキーの赤い靴｣ へ？なにそれ？まったく覚えがない。考えても、どの話を思い起こしてもミッキーが赤い靴を履いていた話の記憶がない。くっそーーー、こんなことで悔しくなる自分が情けないけど、 でも悔しい～っ！ チッ、仕方がない・・・と、苦し紛れに今まであんまり見たことのないやつでも見せてやれ、と、つけた話がなんと、まさに｢ミッキーの赤い靴｣であった！これは一種の才能か？！それは、グーフィーが火星に旅立ったものの着陸に失敗。みんなで助けに行く、という内容。このときミッキーが着ている｢宇宙服｣が赤で足まで赤なので、｢ミッキーの赤い靴｣ということらしい･･･。     って、んなもんっ、わかるかぁ～っ！おんどりゃ～～～っ