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カテゴリ:旅行
サンディエゴでは、 ヨットハーバー沿いに建ち、素敵なプールのあるホテルに泊まった。 このプールを抜けると、 ヨットハーバー沿いにあるボードウォーク(散歩道)に出られると言うので 到着翌日、早速散歩に出かけた。
まだ午前中だったせいか、 プールには人もまばらで、とても静か。 私を先頭に、キレイだね~と景色を眺めながら プールサイドをゆっくりと3人で歩いていたら、突如背後で
ドボンっっっ!!!
そこからはもう、スローモーション。 え?!・・・ドボン?!・・・何の音?!・・・水?! え?!・・・誰か落ちたってこと?!え?! ・・・うちの子?!
すぐそばのプールの水面に、キキのかぶっていた帽子が浮かんでいた!
ああ"~~~~っ!
幸い、落ちた場所がよかった。 すぐそばに、カップルが入っていたので、その女の子がすぐに 「Oh my God!!」 と気づいてくれて、キキを引き上げてくれた。 プールの底に沈んでいたキキのサングラスも 遊んでた子供たちが拾ってくれた。 「Thank you!!」と言って、キキを抱きかかえるのが精一杯だった私。 ほんの5秒ほどの出来事だったと思うけど、 ものすごーく長い一瞬に思えた。 ずぶぬれのキキはもちろん号泣で、でも苦しんでいる様子はなかった。 ずどーーーんと自責の念にかられている時、 アメリカ人の女性が話し掛けてきた。 「私は看護婦をしているんだけど、お子さんは大丈夫?びっくりしただけ?」 私は、ほっとしてありがたくて、 「大丈夫のようです。ありがとう。でも、私の責任だから・・・。」 と言うと、 「そんなこと言わないで。私はあなたたちが歩いているのを見てたけど、 彼女(キキ)は、周りを見てて前を見てなかったのね。自分を責めちゃダメよ。」 と言ってくれた。 そうは言っても、3歳の子供・・・私の責任です。 でも、私も少し落ち着いた。 キキをデッキチェアーの上に座らせて、 ごめんね、もう大丈夫だからね、と話をしていたら、携帯が鳴った。 部屋からその様子をすべて見ていた旦那からだった。 「・・・大丈夫?なんで落ちたの?」 なんでと言われても・・・ そもそもは私がしっかり見てなかったから、だけど プールの形状から言うと、四角い普通のプールではないため、 キキがまっすぐ歩いていたとしても、前を見ていなかったから プールのカーブがキキの前に入り込んで、 そのままドボンっ!と行ってしまったということで・・・。 その様子を思い浮かべていたら、 なんだか可笑しくなってきた。
はあああ~~~っ、よかった!無事で!!!
ようやく安心した私は、写真も撮った。 まだまだ泣いていたキキ。 そんな事件の間中、ミミは何をしていたかというと、 キキの靴を持ってきて揃えたりしながら、静かにそばで見守って とてもいい子にしていたのでした。 その後、着替えにホテルの部屋に戻り、 懲りずに再び散歩に出かけた私たち。 今度はプールの大きく外側を通って!!最初からそうすればよかった!
今ではすっかり、 これも笑い話になり、会う人会う人に話をしていたので、キキも 「おっこっちゃったの~!」と自ら言うように・・・。 これがトラウマになって、水を怖がる子になったらどうしよう・・・? と思ったけど、 その後行ったプールでは、 一緒に行ったお姉ちゃんが泳げたりしたので 「泳げるのはすごいこと」と思ったようで、 自分から「ふかいところにいく~!」と言ったりしていましたが・・・。 それにしても、 スイミングレッスンの必要性を感じた事件でありました・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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