完勝?
今季初、リーグ戦連勝、であります。シーズンが終わったとき、振り返ることが出来るよう、書いておく。以下、マッチレポルト。J1第13節 神戸 2 - 1 柏神戸:大久保(13分)、大久保(72分)柏:ドゥンビア(67分)@神戸ウイング 2007/5/26(Sat) 15時キックオフ■ 半年前のリベンジは出来るのかこのレポルトを書く前に半年前のを読んだ。昇格を掛けたゲームで、2点差を追いつくも、最後に4点目を決められたものである。そのときの柏の切り札が、フランサである。今年、黄色いチームは開幕から好調であり、12節時で4位。タダナリとスガヌマっていう危険な選手がいる、ということだ。もちろん、フランサも。スタメンを見ていたら、なんとクリハラがボラではないか。黄色い危険な選手を止め切れるのか。■ それでも止まるのは・前から追い掛け回すから。コンドーとレアンドロは相変わらず追い掛け回す。クリハラは思ったよりも無難だったように思う。(前半は特に)そして、・引かないから。引いたときにズタズタにされるのはこれまで何度か見ている。今日は、引かない。引かない。■ オフェンスは?個人的な印象としては、神戸が点を取るときには、「ハーフライン位の短いパスを取ってから一気にカウンター」ってくらいのイメージしかなかった。言葉を変えれば、相手のゴールキック(短いパス)からゆっくりつないでくるのが一番点が入りそうな気がしていた。支配率を期待してはいけないと思っていた。今日はそれが間違いかもしれないと思った。ゲットー!までは行かなくてもカウンターで惜しい場面を作り出す。短いパスも通る、通る。ワンタッチで5,6本つなぐなんて、どこで練習した?そんな中で、上手いヘッドで先制点。その後も何度も惜しい場面を作る。ゲームを支配していた。ただ、二点目を決めることが出来なかった。■ いやな予感前半のうちに突き放せなかったことで、後半、何かが変わるのではないかと。柏の当たりが激しくなった。引き倒す(したように見える)。審判の「起きなさい」のジェスチャー。再び引き倒す。またしても「起きなさい」のジェスチャー。チャンスがなくなってしまうだけでなく、当たり前だが、すぐに逆襲が始まる。前半は、守る準備をした状態で柏を待ち受ける場面が多かったのだが、後半は、準備がまだしっかりとしていない状態で攻撃を受けるようになる。危険な選手が前をむき出す。さらに点を取りに行こうとする早い時間での交代。やっべー。思わず黄色い選手を倒す。「起きなさい」のジェスチャーは、ない。納得は出来ない。テレビで見てみないと良く分からないが、4位と9位のバイアスかと疑った。向こうのほうでよく分からないが同点となる。半年前のいやな予感がした。■ 突き放した時点で確信した去年は追いつく力があることを知ったが、今年は突き放す力があることを知った。ゴールライン近く、タッチラインに出てしまいそうなボールを、ボッティがぎりぎりスライディングでキープ。もう一度オフェンスが始まる。フォローに来たパクカンジョとの短いパスの交換。ペナルティエリアの角から左足でゴールに向かっていくクロス。コンドーはかぶったが、その後ろに大ドラゴンがいた。間違いなく今シーズンのベストゲームだったように思うが、半年後にもこの試合がベストだったとは思いたくない。■ どうでもいいけど土曜日の朝、ビデオに撮ったミランとリバプーを見る。ピッポーは相変わらず抜かりがない。そんなことじゃなく、セードルフが、ビリーズブートキャンプの人に見えてきた。