ステンドグラスをより美しく観る
こんにちは、由井です。今日はステンドグラスを より美しく観る方法ついてお話ししたいと思います。例えば、建物に入っているパネルは 昼間は建物の中から観ていただくと外からの光を背に浴びて、逆に 夜は外から観ていただくと電気の光を背に浴び パネルはとても美しく観えます。この様に、ステンドグラスは背後から光を浴びて観ていただくと色ガラスを美しく観ることができます。ランプも同様で、電気がついたものと消えているものでは美しさがまったく違います。そして、ステンドグラスを目にした時に もう一つ観ていただきたいところがあります。それは、光の陰影です。ステンドグラスは光と影の芸術とも言われます。ステンドグラスを通して反対側の壁や床に映し出された光の影は幻想的な煌めきそのものです。以前ティファニーランプをご注文いただき、制作させていただいたお客様(M様)から素敵な画像を紹介していただきました。アメリカのワシントンのナショナル大聖堂で撮影されたものだそうです。教会のパネルを通した光の陰影が、素晴らしく美しく映し出されています。時間の流れや季節の移り変わりで陰影がどんどん変化し、まるで万華鏡のようです。😍※ いただいた物は映像でしたが、映像がアップできないので、画像でアップさせていただきました。映像ですとより美しく観えます。M様に制作させていただいたティファニーランプもご紹介します。“フラワリングロータス” 直径18インチ(約46㎝)ピース数は1,792ピース、ティファニーランプの中でもかなり細かいデザインのランプです。M様のリクエストにより、バックはブルーグリーンのガラスでということでしたので私の大好きなドイツのランバーツ社のガラスを使用しました。このランプも後ろの壁にガラスの色がとても綺麗に映り込んでいます。M様にもとても気に入っていただき、「ランプが、無くてはならない生活の一部になっています」と嬉しいお言葉をいただきました。皆さま、今度ステンドグラスを目にする機会がありましたら、是非光の陰影もお楽しみください。癒されること間違いなしです💕