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テーマ:ステンドグラス(601)
カテゴリ:ステンドグラスを巡る旅
こんにちは、海野です。
今回は東京都北区西ヶ原にある“ 旧古河邸 本館 ”のステンドグラスを紹介します。 最寄り駅はJR山手線の駒込駅で、徒歩5分の所にあります。 旧古河邸に入るのには事前に予約をするか、当日空きがあれば先着順で入る事が出来ます。 (入園料150円とは別に料金800円が掛かります) 館内は約1時間で1階と2階を巡るガイドツアーが、1日に3回(10:30、13:00、14:30)あります。 洋館以外にも庭園が有名で、訪れた時には『 二番バラ 』が咲いていました。 5月に訪れたらもっとバラがたくさん咲いていたでしょう。 旧古河邸本館は鹿鳴館、ニコライ堂、旧岩崎邸の設計を手掛けたイギリス人の建築家ジョサイア・コンドルによって1917年に古河虎之助氏の本邸として建てられました。 主構造はレンガ造り。 この日は生憎の曇り空。 また前日に雨が降ったため石が黒く見えていますが、これはこれでキレイですね😊 館内は写真撮影禁止のため内部の写真がありませんが、洋館内に巧みに和室を組み込み和洋を調和させています。 漆喰の壁や暖炉のアイアンの扉、大きなドアなど、歴史建築好きの方には堪らない空間です。 楽しみにしていたステンドグラスは、 玄関、テラスに抜けるドア、そして2階への階段の3ヶ所に入っていました。 玄関のドア上部には古河家の家紋『 蔦 』をあしらったデザインのステンドグラスが入っていました。 シンプルですが、飽きないデザインのステンドグラスですね。 テラスに抜けるドアには玄関と同じデザインのステンドグラス(上部の家紋は入っていませんでした)が。 階段のところのステンドグラスは少しデザインが違いましたが、ガラスは同じものが使われていました。 外から写したので色が分かりませんが、二段目の中央部のデザインの所が玄関のガラスと同じ色、アンバー(琥珀色)でした。 旧古河邸は約30年もの間、無人の状態が続いたため床が抜け落ちたり、ガラスが割れていたり、修復には約6年の月日が掛かったそうです。 確かにテラスに抜けるドアのステンドグラスを近くで見ると、似たようなガラスで修復されていました。 ステンドグラスは少ないですが、洋館、庭園は見応えのあるものでした。 是非、訪れてみて下さい。 ステンドグラス工房かわもとのホームページはこちら ステンドグラス工房かわもとのネットショップはこちら
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最終更新日
2019.06.23 22:01:12
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