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テーマ:ステンドグラス(601)
カテゴリ:作品の紹介
こんにちは、海野です。
今回は『第24回 ステンドグラス工房 かわもと 作品展』に出展された、インストラクターの作品を紹介します。 制作したのは、大瀧 恵美子さん。 富士山の近く、富士宮市から工房に通っています。 土曜に午前・午後と通しで教室のlessonを受けるので、お昼の時にいつも自家製のおかずを差し入れてくれます。 (ありがとうございます。いつも美味しく頂いています😋) そんな気配りが出来る、大瀧さん。 長男夫婦の新居へのお祝いで作成したそうです。 “このランプのようにいつまでも明るい家庭が築けるように!”と願いを込めて作りました。 作品名 『 Harmony 』 ガラスは計198ピース。 ランプシェードの大半はドイツ・ランバーツ社のブルーのクラッケル(写真ではヒビ割れた線のように見えます) 組み上げ部にアメリカ・ヤカゲニー社、スペクトラム社の物を使っています。 また、ベベル(面取りしたクリアのガラス)を使用して、ブルー系でまとめたガラスのランプに良いアクセントとなっています。 どうです? 後ろの壁に光が良く飛んでいて、キレイですね😊 そして土台になっている陶器のモザイクのベース。 実はこれも自家製なんです😱 大瀧さんは他にも趣味で陶芸をやっていて、自分でこのベースを作っちゃいました。 以前訪れた伊東市城ヶ崎海岸にある『ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン』で観たティファニーのランプベースにお花柄で陶器のベースが使われているものがあり、“ 陶芸の技術でベースを作ろう! ”と思ったそうです。 最近では、国内に良いベースが無いと聞きました。 工房の先生方も骨董品屋を回ったり、アイアンの職人さんに注文したり、ベースを手に入れるのに苦労しています。 何処かに眠ってないですかねぇ? 大瀧さんの趣味が活かせて良かったですね。 ステキ✨なベースです。 作品については、『お手製のステンドグラスと陶器のランプのHarmony(調和)を感じて欲しいな』と話してくれました。 大瀧さんはモザイクが好きなお嫁さんの事を考えて、ベースやシェードを作りましたが、デザインや形が決まるまでとても悩んだそうです。 実際に作り始めると陶器のベースに2か月、ランプシェードに2か月が掛かりました。 オリジナル作を生み出すのには、とても時間が掛かってしまうんです😢 また作品展にはこんなオリジナル作も、大瀧さんは出展していました。 檜の樽にガラスを組みランプにしちゃいました😱 しかも、これが4つ目! 2017年に秩父宮記念公園で開催された『かわもと工房 インストラクター作品展』に出展した際に、来場頂いたお客様から注文が入ったのが初めてで、2年で4つ😱 今回はチューリップと蝶々のデザインですが、デザインはいつも違うものだそうです。 凄い‼︎ そして、こんなステキなパネルも。 作品展は毎年9月に行われていますが、1年間に3点も大作を作ってしまうなんて...。 驚きとともに、見習わなきゃ💦(自分は1点だけの出展でしたので😅) 現在はこのパネルと同じデザインで、ガラスの色が違う(ブルー系)作品を制作中です。 こちらも完成後は息子さん夫婦の御自宅に飾られるそうです。 完成するのが楽しみですね😊 発想力豊かな大瀧さんの作品は、工房のギャラリーでも観る事が出来ます。 勿論、作品の注文も受けていますので、是非工房にお問い合わせ下さい🙇♂️ ステンドグラス工房かわもとのホームページはこちら ステンドグラス工房かわもとのネットショップはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.02.28 07:36:41
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