2004/11/06(土)21:39
朝鮮時代のバイアグラ「スズメお粥」
韓国で非常に人気のあった時代劇「大長今」は日本でも人気
があるようであるが、朝鮮時代の王様の水刺床(食膳)を担
当するのは並々ならぬ努力が必要であった。
当時唯一現代人と同じ位栄養摂取が可能であり、運動不足に
激務、ストレス。
これは完全に現代の成人病にかかる条件がそろっている。
だから王様の周りにいる主治医とお抱えコックは大変であ
る。
だが当時最高の知識と技術を持っていたスペシャリストたち
だ。
まさに日本の大奥の様なものである。
その中で王様の重要な仕事の一つは王子を生産することであ
る。
そのためにも専門家たちはいろいろな知識を持っていた。
今日の東亜日報におもしろい記事が載っている。
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●朝鮮君主の平均寿命は46歳…概して長寿
「夜の生活」も当然健康に影響を及ぼす大きな要因だった。
宮廷の内侍(王に仕える男性)たちは「20歳まで一日に2
回、30歳まで一日に1回、40歳まで三日に1回…」に制
限する「玉房秘訣」を覚えていた。
陽気を掻き立てる代表的な食べ物では雀を入れて作ったもち
米おかゆがあった。
王様がこのおかゆを食べた日、王に仕える宮女はたいへん苦
労したという話も伝わる。
このようにあらゆる真心を尽くしたが、実際朝鮮の君主27
人のうち燕山君(ヨンサングン、朝鮮第10代王)、光海君
(クァンヘグン、朝鮮第15代王)を除いた25人の平均寿
命は46歳余りだった。
「王様も大したことないね…」と言うこともできるが、過度
な栄養と仕事上のストレスなどを考慮すれば悪くない成績表
だった。
それに早く亡くなった王様たちは、大部分主治医のアドバイ
スを無視するか、非専門家を引き入れて寿命を早めたという
分析だ。
天下を号令する王様でも食べることで自然の理に逆えば害に
遇うしかなかったのだ。
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=130000&biid=2004110691458
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残念ながら「大長今」には出てこなかった。
この料理は実はもっと昔、三国時代にもある。
百済の最期の王、ウィジャウァン(義慈王)。
この人は非常に立派な人だったが、最期はおかしくなってし
まった。
だから新羅に滅ぼされるのだが、この義慈王の有名なのは妾
の数だ。
数百人とも数千人とも言われる。
数千人は嘘だろう。
ともあれ、韓国では有名である。
この義慈王も実は「スズメお粥」を食べていたと言うのであ
る。
正確なレシピがあればいいのだが、ただスズメの肉を軟らか
くなるまで煮るとしか書いてない。
スズメの肉は手に入るのだろうか?
在韓の女性の皆さん一度ご主人にお試しあれ!