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彼の場合、手がかりのなさという点では一般的な年間数百件からの失踪届けや捜索願の類とさほど変わりはしていなかったみたいだ。
行き先の見当だけは一応ついていたものの、その方面からそれらしい痕跡が残されていたという報告はまるでなかったし、仕事の性質上、誘拐されるような秘密にタッチしていたとは、ちょっと考えられない。 当然の事だが、はじめは社員誰もが「また近所へ観葉植物でも買いに出かけたんだろう」くらいに想像していた。 一見そこいらあたりに買い物に出かける格好のその男が偶然関空の国際線で見かけられたとの得意先からの証言によって、彼に同行者がなく、まったく一人だった事が確かめられたのであった。 ![]() ![]() ![]() 予定していた休暇なんぞは、とっくに過ぎてしまった。 いまさらじたばたしてもはじまらない。 ![]() ![]() ふと気がつくと男は禁断の果実を手にしていた。 ![]() ![]() ホテル持込禁止の危ないそれをチャーターした車内で強引に食べドライバーに顰蹙をかったのもかかわらずホテルにまで持ち込む。 ビールの肴に冷えたドリアンを食べようとたんなる本能だけで、何も後先の事など考えずにこの少し足りないおつむは考えたのであろう。 やはりしゃっくりがとまらず、げっぷばかりがでる。 ↑すみません、お食事中の方はとばしてください。 チェンマイからバンコクへ移動するやいなやフカヒレ三昧 友人が迎えにきてくれました。 いやはや友人とはありがたいものだ、コンドミニアムを用意してくれていました。 オークウッド滞在 ![]() ![]() テイクアウトは郷に入れば・・・ ビニール袋、なんとすばらしい容器なんだろう。 ![]() おみやげと少しの休息だけが社員の冷たい目から男を救う。 ![]() ![]() ![]() さあ、またがんばろう 日本語を少し忘れかけてしまった男はつぶやいています。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月23日 15時42分48秒
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