2011/09/26(月)23:14
やはりサービス業は天職なのか・・・
昨日、今日とお休み。昨日、ちょっと離れたお店へと原チャでGoお店に入った瞬間から電動車いすのおじちゃんが目に入った。お店の中を回るといやでも目に入る。連れもいず、一人で買い物をしていた。『私には関係無い』と無視を決め込んだ。しばらくしてレジに行こうとしていたら、さっきのおじちゃんがふりかけのコーナーに居た。棚の上のほうのふりかけに手が届かなくて背伸びをしていた。おじちゃんの向かいにはレジがある。でも暇そうなレジのおばちゃんは気づかないのか、気づかないフリなのか・・・。仕方なく、走っていって「これですか?」って取ってあげた。おじちゃんはちょっと驚いて「ありがとうございます」って言った。いえいえ、普通の行いです・・・って思った。これ・・・私の「根っこ」にあるものと感じた。いえ、親切心とかではなく、周囲を見渡す癖ってこと。以前のホテルに居たときも、館内のことが手に取るようにわかるとこがあった。自分が見えない場所でも、『厨房は今こんな状況だ』『宴会場はそろそろ終わる頃』『レストランは最期のお客様の入れ替えをしているはず』って。玄関を入ってきたお客様にはいち早くチェックを入れるとことか・・・。何か起こったとき、『あの時入ってきた方では?』って気づいて、いち早く行動するようにみたいな。 そして今日。別に急ぐ用事ではなかったけど、銀行へ通帳の記帳に行った帰り。銀行の駐車場に入る車の渋滞に引っ掛かり、減速すると、数台前で大きなぶつかる音。車の列から左に顔を出すと、歩道に黒いメットをかぶったおにいちゃんが転がってた。『ありゃ、事故』銀行の後に寄ったコンビニに、10台近いバイクが停まっていて、直前に山へ向かって走り去っていくのを見た。『さっきの集団の最後の人か?』見ていると、車の後方にぶつかったようで、でもぶつかられた車の運転手も、その後ろの車の運転手も誰も降りてこない。『くっそ~!』と思いつつ、歩道に乗り上げて、お兄ちゃんの元へ。おにいちゃんは「う~」って痛そうな唸り声。「大丈夫ですか?聞こえますか?」大きな声で呼びかけると、かすかにうなづく。やっと周囲の運転手が下りてきたので、「救急車を呼んでもらえますか?」女性の一人にお願いした。すぐ救急車が来て、だいぶして警察が来た。警察が来るまで3人で話していると、「ぶつかられた人(運転手)が車から降りてこないなぁって思っていたら、この方(私)が歩道からぎゅ~んって駆けつけて、お兄さんに「大丈夫ですか?!」って大声で聞いてて、すごい~って思ったわ!私だったら、呆然としてしまう!」「私も~!なんか慣れてる~って感じだった!」慣れてる?いえ・・・お年寄りの方が以前勤めているホテルには多くこられていたので、その対処方法が自動的に身についたというか・・・・。やはり「サービス業は天職」なのかなぁ・・・今の仕事、合ってないのかなぁ・・・や~っと楽しくなってきたのになぁ・・・。 私の休みの日に限ってこういうのって。。。。よくある。