Global Kids English

2006/06/16(金)10:54

先生方、よろしくお願いします!!

小学校英語活動(18)

 昨年英語活動をお手伝いさせていただいたN小学校に、今年も入らせていただくことになりました。  ここは市内の1中学校区にある2つ小学校のうちのひとつ。市のモデル校にもなっていて、特別な予算のもと、昨年から英語活動を行っています。とはいえ、実情はもう一つの小学校が4~5年前から年間を通じての英語の授業を積み上げているのに対し、このままでは不公平・不均衡という理由からの急場しのぎの英語活動で、ここに私やもうひとりの講師が担ぎ込まれた形です。  昨年はお話しがあってからわずか2週間後に授業が始まる、という状況で、しかも小学校は運動会シーズン。当然プランニングも授業も、ほぼ私が一人でやる形でした。  おかげ様で「今年も是非!」という学校側の要望をいただき、今年も2学期に英語活動ができることになりました。私が5~6年生、一人の講師Hが3~4年生を担当します。  今年は昨年と違い、十分な準備期間があり、担任の先生方も昨年活動をした学年を受け持たれていた方ばかり。これは担任の先生方にしっかり関わってもらおう!!と意気込んでいろいろと下準備・根回しをして、昨日第一回めの打ち合わせに挑んできました。  ですが・・・事前に打ち合わせ用のレジメを届け、お願いしていたにも関わらず、挨拶もそこそこに、いきなり校長からのexcuse。  校長:「先生方、忙しくて、ちょぉっとできてないみたいです~。。。」  私:「は?・・・わかりました。お話ししてみます。」  担任の先生方はほとんど何も準備していないし、話の端々に逃げ腰な様子が伺えます。  【はあ・・・こりゃ思ってたより、かなり厳しいなあ~~~。】 と思いつつ、笑顔で 「あと数年後には先生方が主体になって進めていかないといけないんです!!【その時】に私がお手伝いできるかどうか、わかりません。今大変でしょうが、少しでもご自分達の手で英語活動を進めていきませんか!?先生達に頑張ってもらわないと小学校英語は進みませんっ!!」 等々力説して、半ば無理やり先生方に【宿題】を渡してきました。    正直、自分ひとりでプランを作るほうが、はるかに早いし楽です。 でも、適正な地域人材を適正な条件で、十分に登用していくだけのシステムが整っていない今の情況の中で、【今私にできること】は一人で勝手にやることではない、と思っています。  最後に先生方には、 「大変だ、と思わないで楽しんでくださいね~。いつでも何でも相談してくださればお手伝いしますから。子ども達のことをよく知ってらっしゃるのは先生方です。子ども達がどうすれば楽しく英語に触れ、学べるか、一緒に考えてください~。」 とお願いしてかえってきました。  先生たち、「ひえ~~頼まんかったら良かった~~~・・・」と嘆いていらっしゃるかなあ・・・。。。

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