「買っちゃダメ!」
息子が去年から一人暮らしをはじめ、長女も一人暮らしをはじめて2週間。我が家の家計の危機がやってきました。・・・・ド~ンと敷金、礼金の出費も50万以上。まぁ、これは予想してたけどね。一番困るのが、食事の量がガクンと減ったのに作る量が今までどおりで、結局食べられずあまることに。それでもって、私もダイエットもどきを始めたわけで、いかに我が家に食料があちこちにあるかを実感。もともと子ども達は少食だからおやつも一袋食べられない。いつも何か余っているのです・・・。それで学費専用の通帳を見たら残高が思った以上に少なくなってました。息子が大学入ってからの、その後3人の学費の引き落とし額、振込み額が記録されてます。ちょっとすごい金額だったので、娘に言うと娘もビックリ。(奨学金は本人名義の通帳に振り込まれているのでプラスはそちらになり、学費は引き落とされる一方なのです。) それで とうとう購入禁止命令がでました。娘からね~。活字中毒の私には酷な命令なのよね。「もう、塾終わるの待ってる間に本屋で本買っちゃダメ」だって~確かに今日はATMに行くの面倒でお財布にはお金が1万円と千円が5,6枚しかなくって帰宅。・・・直後に、新聞の集金がきて支払ったところ塾のお月謝を持たせる日って気がつきましてお財布の残高が・・・・2千円くらい・・・。毎週2,3冊買ってた本を、今日は立ち読みだけ。(・・・でもやっぱり本屋に行くのですが、本屋さんゴメンね。)塾が終わると、速攻で娘が登場。「本、買ってない?見てないうちに買っちゃだめよ。」と釘をさされて、「今日はお財布に2千円しかないよ。買えません」って娘の厳しいチェックに答えて帰宅しました。 何かあったときのお金はもちろん多少はあるけどそれは予備費ってことで、今日は私のお小遣いはない、ってあきらめたのです。 本当に20年もほとんど欠かさずつけてた家計簿も死別して、経済観念が変わってしまって、つける気がしなくなって早3年過ぎました。「もう、夫からの収入はないんだ。(保険は夫からじゃないよ)だからやりくりしても仕方ないよね。出るものは出るし、希望の進路には進ませたいから学費もかかるし、食事もしっかりと、みすぼらしい格好も嫌だし。」そういう気持ちが常にあって、私の収入っていうのはやりくりする気力がでるものじゃない、って思ってる。 夫と子どものためのやりくりだったんだよね。私の家計簿は夫の存在があったから、主婦のお仕事として存在していたように思います。 けっこう買い物上手で、やりくりもこなしてた気もしますが昔の家計簿を眺めるほうが辛いな。夫のがんばってきた証が毎月記録されていてね。うちは基本給と歩合給があって毎月変動してたからそれが夫のがんばりの証明だったし。写真やビデオは笑いながら見てる私も家計簿が辛いって、3年経って気がつきました。 でも、2人家族になったのは20年以上ぶりだしまたつけてみようかな。