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テーマ:ちょっと、お出かけ。(2406)
カテゴリ:買ってたべるおやつ
その日、私たちはある場所へ向かっていた。 夕方に出発したとは言え、夏の日はまだ長く、 青空と入道雲がドライブを盛り上げてくれる。 行楽気分の私とは対照的に、 運転席の彼は緊張と興奮の入り混じった横顔。 心なしか言葉も少ない。 なぜなら、彼の夢が叶う瞬間が近づいていたから。 そして、私はそれを見届けに行く。 でもさぁ、 その前に、寄り道して鯛焼きを食べようよ~♪ (緊張感、ゼロ) ![]() ガブリ。 これこれ、これが私のイチオシの鯛焼き。 恵比寿にある ひいらぎ のものです。 皮は内側にもっちり感を残しつつもサックサクで香ばしくて、 餡はクドさの無い、すっきりした甘みです。 恵比寿に行く時にはここははずせません。 焼きたてを道路で食べることも厭いません。 これが好き過ぎて、 今では近所のたい焼き屋さんでは満足できない私です。 しかもこの日はスペシャル。 ずっと食べたかったソフトクリームたいやきに初チャレンジ。 ![]() なんとシュールなビジュアル。 (ホントにこの状態で渡されるんですよ) アイスクリームと餡の組合せが好きな私には、 ご褒美のように嬉しいコラボなのでした。 たいやき ひいらぎ ![]() 東京都渋谷区恵比寿1-4-1 恵比寿アーバンハウス1F 03-3473-7050 さ、私の夢は叶ったので(笑)今度こそ彼の番。 感動の舞台は日が暮れはじめたお台場、潮風公園。 駐車場はほぼ満車状態だ。 なんとか車を停め、公園の内部へ向かう。 ねぇ、いつもよりずいぶん歩くのが早いね。 そう言いながら横を見ると、 そこには頬を紅潮させて少年の目をした彼がいた。 だが、それは彼だけじゃなかったのだ。 その場にいるたくさんの大人たちが好奇心たっぷりの面持ちで、 目をきらきら輝かせて一方向を見つめているではないか。 何百もの目線の先にあったもの、それは・・・ ガンダム。 ![]() 高さ18mのモビルスーツがそびえ立っていた。 正直なところ私は、プラモデルとかアトラクションとか そういったものを想像していたのだが、 それは大きな間違いだということにすぐに気づく。 目の前にあったのは 日本中、世界中のガンダム世代の人たちの夢を具現化した、 モビルスーツそのものなのだった。 ふと見ると、数メートル先のガンダムの足元に彼の背中があった。 私の存在など忘れているかのような背中。 いつもなら文句のひとつも言うところだが、 この日の私はそんな背中を見るのが楽しくも嬉しくも感じた。 それを見届けたくて一緒に来たのだから。 何時間でも付き合う覚悟で、 私は私でガンダムの周りをゆっくりと歩くことにした。 大勢の元少年たちの笑顔とガンダムの姿を交互に見ながら。 ガンダムを横から見る位置に辿り着くと、 曲線好きの私はふくらはぎから目が離せなくなった。 ドキッとするほどセクシーなフォルムをしていたのだ。 ![]() いったいいくつのパーツでできているのだろうか。 ガンダムをよく知らない私でさえも、 今にも動き出しそうなこの精巧な建造物に 感動を覚えずにはいられなかった。 海風が少し肌寒く感じた頃、 ライトアップの時間が終わった。 あたりが暗くなってもまだ多くの人は帰らずに、 名残惜しそうにガンダムを見上げていた。 と、その時、整備の車が数台近づいてきて ガンダムを取り囲み、作業を始めた。 見る見るうちに車両からアームが伸び、 ガンダムの腕や肩のあたりに整備員たちが小さく見えた。 予想外のこの光景に、 私は自分でも驚くほど興奮し、 何度も何度もシャッターを押していた。 たぶんこれが、 この日一番、ガンダムをリアルに感じた瞬間だったのだと思う。 ![]() すぐ前に、整備を監督する作業員の後ろ姿があった。 顔は見えなかったが、 きっとこの人も少年のような目で、誇らしいような気持ちで、 ガンダムの点検を見守っていたのではないだろうか。 いつの間にか彼が横にいた。 朝から晩まで外で遊んできた夏休みの子供。 そんな充実感のある笑みだったので、私も笑った。 GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト http://www.gundam30th.net/event/real-g.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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