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明日への道しるべ@ジネット別館

2005.08.22
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 1.始めに
 かって、動物性脂肪の取り過ぎは肥満を呼び、成人病(生活習慣病)に繋がるとして敬遠され、マーガリンなど植物性脂肪が健康のために良いとされたように信じ込んでいましたが、なんと、米国ニューヨーク市は「(トランス脂肪酸含有の)マーガリンの取り過ぎは心筋梗塞を起こす危険性を高める」として、取り過ぎを自粛するように要請しています。
 皆さんはお気付きでしたか、知らない人が多いと思います。長く取り続ける食品ですので、どう対策すれば良いのでしょう。ちょっと詳しくブログしてみます。

 2.トランス脂肪酸
 トランス脂肪酸は、天然にはほとんど存在していない脂肪酸で、家庭でも天ぷらやトンカツを植物性油で揚げた時など、植物性油のような不飽和脂肪酸を多く含む油を加熱処理した時に生成されます。
 また、マーガリンなどを製造する際、液状の不飽和脂肪酸を固形化するために水素添加を施すことによって飽和脂肪酸に変化させる過程で生じてしまう物質です。 
 天然に存在する脂肪酸は、ほぼ全部シス型という立体構造になっていますが、水素添加した脂肪酸は、トランス型という「天然にない構造」になります。
 元々、天然にはないものだけに、トランス型の油は体内で代謝されにくいのです。

 3.危険な油
1)マーガリンの大実験
 J・フィネガン著「危険な油が病気を起こしている」-中央アート出版 によると、北カリフォルニアでオーガニック・マーケティングという自然食品業界のためのコンサルティング会社を経営していたフレッド・ローが次のようなマーガリンに関する気になる実験をして世間を驚かせました。
 彼は自分の店で売っていたのと同じマーガリンの小さな塊を小さな皿に載せて、その皿を店の裏部屋の窓ぎわに置いていました。もちろん、マーガリンのいつまでも変わらない存在が気になっていたのでしょう。
 通常の食品であれば、蝿や蟻やカビがマーガリンのうえにいっぱいになるはずなのですが、そうはならないのです。
 2年たってもマーガリンの塊はそのままだったそうです。その間どんな虫も近寄らず、カビも生えなかったのです。彼によると、マーガリンは食べ物でなく「食べられる形をしたプラスチックなのだ」と結論付けました。また、マーガリンの分子を顕微鏡で見るとプラスチックの分子にそっくりだったそうです。
2)トランス脂肪酸の害
(1)心臓病リスク拡大
 悪玉コレステロールを増加させて、心臓病のリスクを拡大する。
(2)アレルギー疾患増大
 ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎を引き起こす不安がある。
(3)痴呆症の誘因
 たくさん摂取すると、お年寄りは認知症に罹り易い(ボケ易い)。

 4.世界の対応
 こうした食品安全に関しては、欧州各国を見るのが良いようですが、次のようになっています。米国も仕方なく追従しているのでしょう。日本はそのずっと後をいっています。
1)オランダ
 トランス脂肪酸含有の油脂製品を全て販売禁止としています。乳製品を大事に扱う国だからでもあるのでしょうが、食材に対する思いが違うのでしょう。日本も見習うべきです。
2)デンマーク
 トランス脂肪酸の含有量に制限をかけています。その含有量を超えるものは販売禁止としているわけです。
3)フィンランド
 マーガリンでもトランス脂肪酸ゼロのマーガリン「ベネコール」(商品名)を消費者がダントツに選んで使用しています。トランス脂肪酸の恐さを分かっているから、利口な消費者が他のマーガリンを買わないのです。
4)米国
 米国食品医薬品局(FDA)などからの要請を受けて、米国医学学会(Institute of Medicine)はトランス脂肪酸の摂取に関するレポートを2002年7月に発表しています。その中で、トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増加させることから、心臓病のリスクが高まるとしています。
 そこで、米国食品医薬品局(FDA)は2006年1月から食品中のトランス脂肪酸含有量の表示を義務化しました。
 最近では、マーガリンや植物油に含まれる「トランス脂肪酸 」の摂取に注意を呼びかける動きが加速しています。たばこを巡る動きと同じですね。消費者というか、市民パワーが強まってきているのかも知れませんね。
5)ニューヨーク市
 取り過ぎると血液中の「悪玉コレステロール」が増え、心臓病の原因になると問題視されるようになり、ニューヨーク市は2005年8月10日から「トランス脂肪酸」の使用を控えるよう市内の飲食店に呼びかけ始めました。

 5.日本の対応
 国も自治体も米国食品医薬品局(FDA)の発表を十分に承知していますが、直ちに販売を規制したり、禁止にしたりするまでには至っていないようです。体に良くないことは理解しているはずですので、やがて、販売禁止へと動くことでしょう。でも、それまでにはタイムラグがあります。この間にも私たちが摂取し続けると、小さな子どもや年寄りへ禍根を残しそうです。アスベストの二の舞にならないように自主防衛が必要でしょう。
 気付いた時がチャンスです。各自で対策を講じましょう!

 6.トランス脂肪酸への対策
1)トランス脂肪酸ゼロでない国内のマーガリンは食べない。
2)市販のクッキー、ケーキ、パンの摂取量を減らす。
3)食品の表示ラベルを注意深く読み、硬化植物油を含む製品の摂取を減らす。
4)外食でのファーストフードや揚げ物(油物)はできるだけ避ける。
5)朝食のパンには何も塗らないか、蜂蜜やジャムまたはオリーブ油を塗って食べる。
6)調理にはマーガリン、固形の植物性ショートニング、バターを用いない。替わりにキャノーラ油またはオリーブ油を用いる。
7)脂肪の総摂取量を少なくし、必須脂肪酸とくにオメガ3(亜麻仁油に多い)を摂る。
8)野菜、大豆、穀物を中心とした和食を基本とする。
 <オメガ3脂肪酸含有食品>
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 7.最後に
 どうやら、昔ながらの和食が良いようです。私は、BSEの問題が起きて以来肉特に牛肉を避けて来ましたので、油を使うことが少なかったのですが、ここのところ暑さの所為か炒め物が多くなっていました。サラダ油とかよりオリーブ油やごま油を使うようにしていたのですが、今回の「トランス脂肪酸の恐さ」を知って、スープにして頂くか生か茹でるかの調理に換えたいと反省しました。和風の調味料を上手に生かすと良いようですね。

 <参考資料>
1)(asahi.com H17.08.18)マーガリン取りすぎ注意、心臓病対策でNY市が自粛要請
 http://www.asahi.com/life/update/0817/002.html

 <トランス脂肪酸少ない製品>
 (ふつうの米油と味も栄養も断然違います!最高級品)米ぬか油トランスゲンGL初絞り   創健社 / べに花ハイプラスマーガリン(徳用) / 420g   






最終更新日  2005.08.22 17:27:35
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