城内さん再び国会へ
(以下転載)【09衆院選】城内氏“因縁対決”制す 静岡7区8月31日7時56分配信 産経新聞 前回の郵政選挙に続いて再び相まみえた無所属で元職の城内実氏(44)と、自民党前職の片山さつき氏(50)の“因縁の対決”が全国的に注目された静岡7区は、再起を期す城内氏が当選を決めた。実績を前面に再選を目指した片山氏と、「政権交代」を看板に戦った民主党新人の斉木武志氏(35)は、終盤激しく追い上げたものの、選挙区では敗北。比例代表で復活当選した。 浜松市北区初生町の城内氏の選挙事務所に「当選確実」の一報が伝わったのは、投票終了直後の午後8時過ぎ。あまりに早い知らせに、事務所が揺れるような「おーっ」というどよめきの声が上がった。 「万歳!」の声と大きな拍手に包まれて現れた城内氏は「小泉構造改革路線との戦いだったが、民意は私が正しいと審判を下した。日本一の後援会のおかげで民主にも打ち勝つことができた。民主への風はこの7区には一切吹かなかった。本当にありがとうございました」と喜びを語った。選挙戦で城内氏は「無所属の私には比例復活がない」と背水の陣を強調。落選中の4年間、じっくり地元を回ったことが幅広い支持につながった。 前回は「小泉旋風」に乗って当選した片山氏は「暴風雨のような逆風」(陣営幹部)に吹き飛ばされた形となった。斉木氏は民主党への追い風と知事選の勝利を背景に善戦したが、選挙区では敗れた。幸福実現党の竹内隆文氏(51)は浸透し切れなかった。 最終更新:8月31日7時56分