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テーマ:教育問題について(398)
カテゴリ:教育
(以下転載)
県立高共学化の収拾案を否決 宮城教委定例会 宮城県教育委員会の定例会が16日開かれ、昨年12月の定例会から継続協議となっていた「県立高校の一律男女共学化の凍結を求める請願」の取り扱いを協議した。請願に対する回答をめぐって話し合いは紛糾。「共学化を計画通り進める」とした小林伸一教育長の提案を賛成2、反対3、棄権1で否決した。近く臨時会を開いて再協議する。 対応を検討したのは、いずれも一律共学化に反対する趣旨の請願4件。事務局は、請願者への回答として「共学化を計画通り進め、その後で共学化の効果を検証する」との教育長案を示した。 議論がまとまらなかったため、大村虔一委員長は委員6人による採決を提案した。 教育長案に賛成したのは桜井弥生、小野寺征人の両委員で「教育行政の一貫性は重要。共学化を凍結したら大きな混乱が起こる」と賛成意見を述べた。 反対は大村委員長と佐々木悦子、勅使瓦正樹の両委員。大村委員長は「共学化の効果を検証するのが計画を終えた後では遅いのではないか」と述べ「すべての学校を同じにするという考え方は危険」(佐々木委員)「一律共学化の問題点をもっと議論する必要がある」(勅使瓦委員)との反対意見があった。 小林教育長は「事務局の責任者としての考えと、一委員としての意見は同じではない」と述べて棄権した。 教育長案否決を受け小林教育長は「計画を凍結するにしても、共学化の取り組みが大幅に進んでいる高校は除くべきだ」と述べた。「共学化を進める県教委トップが一部高校の別学を容認した」とも受け取られかねない発言で、同席していた三野宮斗史教育次長がたしなめる場面もあった。 2009年01月17日土曜日 「河北新報」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月05日 10時15分25秒
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