力を試す日
今日は中3生たちの最後の校長会テストの日だ。 年末年始、冬休みを通じて頑張ってきたことの成果を、 今日(校長会)と日曜(北辰)の最終模試で量ることになる。 少しでも上向きの結果が出れば嬉しいものだが、 仮に伸び悩んだとしても入試は来週すぐに行うわけではない。 ここが課題だよというシグナルをもらったのなら、 それを修正しながら全教科の総合的な仕上げに専念していけばいい。 実力の伸び率は、入試に近くなればなるほど大きくなっていく。 だが直前の追い込みには、「真剣さ」の度合いにも大きな個人差が出るものだ。 どこまで自分に本気になれるかで、差はあっという間についてしまう。 だから逆転は十分可能なのである。 校長会テストの結果は中学校の最後の進路相談の資料になる。 内申とこのテストの結果で話が進んでいくだろう。 校長会は次の10市で実施されている。 川口・草加・蕨・戸田・鳩ヶ谷・朝霞・新座・志木・和光・上尾。 実施中学校は76校。 受験生の数は約13,000人。 いずれもちょっと前の調査なので、多少の変動はあるかも知れない。 地区としては越谷・三郷・さいたま・春日部などが抜けているが、 それでも地域限定で13,000人というのは意味のある数字である。 何せ北辰と違い、その地区の受験生が全員受けるのだから、 人気難関校以外の地元の高校についてはかなり正確な判定が期待できるだろう。 それぞれに努力の成果が出ることを期待している。 最近は自習に来る生徒も増えた。 仲間たちと頑張り合ってきた道も、そろそろ分岐点に差し掛かろうとしている。 進路コースを定めたあとは自分との勝負だ。 入試の日の最後にペンを置くまで、本当の個人戦が待っている。