力を付けるには・・
以下は6年前に書いたものです。 学校が始まり勉強の密度が上がっていく今、 毎日をどう過ごしていけばいいか。 ヒントを掴んでください。・・・・・ 「箱の中身」 学習は毎日コツコツと行うことで力になっていきます。 3日分、4日分をまとめて一気にやろうとしても、 無理が生じて、結局は力にはなりません。 将棋の羽生が名人位を取り返しましたが、彼は数日間ゴロゴロし、 ある日いきなり思い付いたように棋譜の研究をしてますか? プロゴルフの松山が米ツアーで優勝しましたが、彼は数日間遊びまくり、 ある日いきなり思い付いたように練習を始めてますか? 毎日やってますよね。 だから力が付き、精度が上がり、勝てる確率が増すのでしょう。 書道で字が上手い人は、他人よりもたくさん字を書いてきたからです。 料理もスケボーもみんな同じですが、 こういう技術の体得には繰り返し練習することが絶対に必要です。 学習の場合はその「技術」を身体ではなく、脳に仕舞いこむことです。 仕舞いこみ、使えるように保存していくことです。 仕舞わなくては力は付きません。 目の前に箱があり、それがあなたの頭を表しているとしたら、 あなたはその箱の中身をどのように説明しますか。 軽いのならばどうすればいいのか、 ゴチャゴチャならばどうすればいいのか。 毎日コツコツと頑張り、仕舞い、並べかえることで、 それは改善されていきます。 それが力を付けるということなのです。 数日ごとにその日の気分で向き合っていても、 箱は変わっていきません。 変える工夫をしてみましょう。 結局は中身が勝負ですよ。