カテゴリ:学習方法
先日、猫ギター先生が「実戦問題集」について書かれていた。 この教材、実は私も何度か使ったことがある。 確かに演習を重ね、定着を図るには、秀逸なテキストだ。 オームの法則など、これでもかというくらいに計算演習が続く。 要点も書き込みながら押さえられるので、定期テストを睨んで進めるには持って来いである。 わが教室にも色々なテキストがあるが、実際普段使用しているものとなると限られてくる。 私が普段、特によく使っている教材に、次の5つがある。 1 シリウス(学年版)《育伸社》 2 マイクリア《教育開発》 3 サミングアップ《エデュケーショナル・ネットワーク》 4 ファイナルクリア《教育開発》 5 高校入試問題理科の完成・よく出る標準問題《教学出版社》 「シリウス」は理科だけでなく、社会もよくできている。 「シリウス」の良い所は、こなれた問題が適量収まっている点だ。 章ごとのまとめのページも、しっかりしている。 これと「マイクリア」を抱き合わせて進めると、問題も多角的に攻められていい。 そもそも2番以降の4点は受験生用の教材なのだが、私は在校生たちにも使っている。 「サミングアップ」は無駄のない優れものである。 単元ごとにマスターしていく上でも、的確なまとめと演習で構成されているので、問題を選ぶ必要がない。 全部解かせる価値がある。 私の目から見てもそう思う、しっかりした作りを感じる。 最後の分野別まとめも、実戦的でなかなかいい。 「ファイナルクリア」は、薄い入試用の仕上げテキストだが、私は毎年受験生にはこれで徹底的に攻め込んでいる。 「マイクリア」の後半の入試用チェックを発展させたようなもので、 この1冊をマスターすれば入試に勝てると言えるほど、うまく仕上がっている。 冬期仕上げ用の教材として、これ以上のものを見たことがない。 私の場合は、在校生にも重点暗記のチェックに使用している。 「よく出る標準問題」は、書店で売られている教材だ。 入試の過去問をチョイスしたものだが、単元ごとに編集されており、使いやすい。 内容も必要かつ十分であり、良く出るベタ問題がうまく収録されていている。 応用力をつけるパターン演習の積み上げに持って来いである。 また、ページを縦の罫線で二分割しているので、空白の無駄がない。 もちろん、在校生の定期テスト対策としても使える。 「サミングアップ」は、社会もなかなか良い。 このシリーズは、理社に限り、来年から中3の採択教材にしようかと、ちょっと考えているところだ。 各社の教材にはそれぞれ良い所がある。 そのおいしい部分だけ集めてファイルしていけば、無敵の教材ができる。 コツコツとそんな作業も進めている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.11 16:23:08
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