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2019.02.12
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カテゴリ:学習方法
作文には個人差がはっきりと出る。
 入試では16点も配点があるので、
 点を上手く取るための最低限の心得は知っておきたい。
 以前にまとめたものがあるので、以下のポイントを押さえておこう。
 次のラストランでも触れる予定だ。

・・・・・・・
 
 入試で点になる作文を書くためには、
 「丁寧に読みやすい字で書く」
 「文章を書く上でのルールを守る」
 「問題の条件に合わせてまとめる」
 この3点の意識がとても大事だ。

 「丁寧」は言うまでもないことだが、
 読むのに苦労するような乱雑な字や、崩した続け字、
 さらに筆圧が弱く薄くて読めない字などは、
 かなり損をすると認識しよう。
 意外とひらがなの丁寧さで見栄えが変わるものだ。

 「書く上でのルール」は、
 原稿用紙の升目の使い方、段落の一字空けなどの、
 基本ルールを守るということ。
 表記も「デス・マス」「ダ・デアル」を混同したりしない。

 主部・述部の係り受けも正しいか注意したい。
 主語と述語が離れていて間に長い修飾語が入っているときに、
 係り受けのミスが起きやすい。
 主語を後半に持っていくとすっきりすることがある。
 またよく見てみると、
 人称としての主語はなくても良い場合がある。

 「私は、言葉の大切さについて色々な社会経験を重ねることは、
 自分の成長につながることなので、とても大切だと思う。」を、
 「言葉の大切さについて色々な社会経験を重ねることは、
 自分の成長につながることなので、私はとても大切だと思う。」または、
 「言葉の大切さについて色々な社会経験を重ねることは、
 自分の成長につながることなので、とても大切だと思う。」
 としてみることである。

 「条件に合わせる」は、
 内容、形式、字数などの設問の条件に合わせて書くということ。
 資料があるなら、その使い方も条件のひとつ。
 特に字数が足りないなどの大きな減点は避けなくてはならない。

 この3点がうまく整っていれば、
 だいたいは基本点がもらえる。
 減点法における「減点」が少なくて済むからである。
 内容以前に、これらで点数の骨格が決まると思って欲しい。

 読みづらいというのは直接減点項目ではないが、
 採点官にどんな印象を与えるかを考えると、
 内容を含めた他の減点項目に与える影響はゼロではないだろう。

 だからいくら内容が伴っていても、
 乱雑な答案はすべてにつけ損をするのである。
 肝に銘じておきたい。

 書く上でのポイントを挙げておこう。

 1 体験をあまりダラダラと長く書かない
  配分を考えること。
  体験で掴んだ発見や感想をメインに置く。

 2 体験を書いてそのまま「だから」として結ばない。
  「私は〇〇と思った」「だから〇〇はいけないことだ」のような文章。
  後半の結論の前に必ず伏線になる「意見」「考え」を添えること。
  経験ではなく、その意見・考えに対して「だから」と結ぶ。

 3 体験を他者のマイナスな行為から引用しない。
  友達の行動や言動を否定的に引用しないこと。
  素敵な・立派な・勇気あるなど、
  もっとプラスの行動を取り上げ、見習うような方向に持って行く。

 4 会話の「 」は極力避ける。
  小説ではないので、誰かの言葉を体験的に引用するのなら、
  文章中に「 」を組み込んで強調する程度で十分である。
  改行して書く会話は避ける。

 5 先生などが登場する体験では敬語に注意する。
  敬語が苦手な人は、あまり目上の人を登場させない方がいい。
  母・祖母など身内の場合は尊敬語は使わない。
  表記に注意し「おかあさん」などとしないこと。 

 6 他人に対し「〇〇してほしい」と要望を書かない。
  特に結論や結びに書くと最悪になる。
  意外と多いが、作文は世間に向けた主張や要望ではない。
  してほしいではなく、自分を見詰め、自分を主に置き、
  「〇〇したい」とする。

 7 グラフ・資料があったら必ず触れてまとめる。
  ただし、軽く全体的なまとめや、特徴に触れる程度でよい。
  作文の軸は自分にあり、資料はそのための切り口として利用する。
  多数意見に書くべき方向のヒントがある。

 8 資料の数値の表現に注意する
  「〇〇パーセント」等の細かい記述はいらない。
  「約半数」「大勢が」「ほとんどが」「三割近くが」など、
  概算表現をうまく使う。

 9 漢字の表記に注意する。
  誤字は減点対象である。
  難しい漢字は避けながらうまくまとめよう。
  「こと(事)」「など(等)」「ほう(方)」は、
  漢字で書かないように。

10 会話言葉は絶対に使ってはいけない。
  「しちゃった」「しなきゃ」「ちゃんと」など、
  頭で校正しながら書きかえていこう。

11 「夢」を書くときには具体的に書く。
  作文は相手に思いを伝えることがとても大事。
  だから「人を描く」ということを意識すると良い。
  それは自分にも当てはまることだ。

 作文の得点は大きいだけに、絶対に疎かにしてはいけない。
 最後に残さずに、時間の途中で取りかかるようにしよう。
 丁寧に書くためには、12分は割りあてたい。

 最後に回し、時間に追われると、雑になり誤字が増え、
 ろくなことがない。
 国語は1限目であり、後の教科のリズムを掴むためにも、
 作文はしっかりと完成させたい。

 始めの合図で名前等を書いたら、まずタイトルを見てみるといい。
 そこで書きやすそうなテーマだったら、
 最初に取りかかっても、もちろん構わないだろう。
 解けそうなものから処理していくのが、試験のコツである。





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最終更新日  2019.02.14 11:20:03
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