くるみのブログ

2004/03/16(火)10:48

赤ちゃんとの付き合い方

最近、思う事がある。 私は、結構、感情が表に出ないタイプ、だと自分では思っている。 あまり、喜怒哀楽が激しくないのだ… 以前は、外資系の会社で働いてたので、外人、そしてその中で働く少数の日本人も、皆、喜怒哀楽が激しい人たちだったので、私は、自分がすごくおとなしい人だと思っていた。 普通の日本の会社にいたら、もしかしたら、違うのかもしれないけれど、世界レベルで言うなら、きっと、感情を出さないタイプになるのかもしれない。 冷静とかでなくて、ただ、単に、表情が豊かでないのだ…(ちなみに、表情が豊かでない人は、顔がたるみやすいそうです。気をつけましょう...私。) だから、スーをあやす時も、笑顔であやすけれど、顔中、くちゃくちゃにして、ピエロみたいな顔で笑わせたりと言うことはあまりしてこなかった。 (変なダンスをして笑わせたりはするけれど。) そんな顔しなくても、ママの愛情は、スーが感じてくれてるはずだと勝手に思い込んでた。 パパは、いつもスーに向かって、顔がしわくちゃになるくらいの顔で笑いかけたり、変な顔したりする。 そうすると、スーは、すごく受けるみたいで、笑いが止まらない。 そんな間抜け顔の夫を見て、生まれて5ヶ月の赤ちゃんに、口に言わなくても、分かってくれよー的日本人感覚を押し付けている、私の、おばかさん加減に気づいた。 誰も、見ていない、スーとの二人っきりの時間、どんな顔をしたって恥ずかしくない。スーが喜ぶなら...と、昨日は、昼間、思いっきり、はじけてみた。 スーがすごく、受けてくれた。笑いのつぼをついたようだ。赤ちゃんには、やっぱり、オーバーアクションで対応するのが良いみたい。 大人と一緒じゃないんだなーと、当たり前の事にやっと気づいた、おろかなママでごめんね。これからは、毎日、ママの楽しい顔を見て笑ってね! 話は変わり、夫は、今、ダイエット中。 10年前に出会ってから16キロ太った。 最近、自分の、アジョシ(親父)体型に嫌気がさしてきたみたいで、ダイエットを始めた。 出会った頃、彼は、毎日、ミシガンの吹雪の中も(韓国よりかなり寒い。)、大雨の中も、そこまでしなくても…という周りの意見を完全無視して、走っていた。 そのせいで、とても引き締まっていたのに…韓国に軍隊のために戻ってから、4年たった今、身体はすっかりアジョシ化してる。 そんな彼のダイエット法は、夕食後に、9キロを30分で走るというもの。その為に、トレーニングスーツもかなり本格的な物をアメリカから取り寄せた。 で、1週間で3キロ痩せた。そりゃー痩せるよね。 昔から、ほどほどと言うことを知らない彼。 若い時は良かったけれど、30となった今は、そんなに無茶しないほうが良いよ…と、思うが、好きなようにやらせている。 来月に、一緒に日本に帰るから、少し、格好良くなった彼を、みんなに見て欲しいし…あっ、そうそう、日本に行く前は、床屋で、もみ上げを刈り上げない様に言っておかないと。 とにかく、残り、13キロ、頑張ってねー! (って、私も、少し痩せなければ。) またまた話は変わって、今日は、嬉しかった事がある。 韓国で暮らして驚いた事のひとつに、校内放送ならぬ、住宅内放送がある。 アパートの警備室から、昼夜かまわず、うるさい声で、怒鳴るような放送がかかるのだ。内容は、今日は、市場が出ます、とか、どこどこのだれだれ、早く家に帰りなさいとかそういうものだ。 最初、これに遭遇した時、これは、プライべートの侵害だと怒った。 だって、スイッチも、ボリューム調整も無いのだ。聞くしかないのだ… でも、前に、断水の放送が意味分からず、水が無くてすごく困ったことがあるので、それからはなるべく気をつけて聞いていて、大事そうなら、夫に連絡して、夫に、警備室に聞いてもらっていた。 でも、そう、夫に頼むのも、悪いなーと感じ始めていた。今日も、放送で、ガスがどうとか言っていた。ガスが使えなかったら大変!と今回は自分で、警備室に電話した。 私、日本人で放送理解できませんでした。ゆっくり話して下さい。 と、つたない、韓国語で、警備員のアジョシに言ったら、すごく丁寧に説明してくれて、時間は掛かったけれど、今日は、ガス漏れ点検があるので、午前中は家にいて下さい、という事が分かった。 なんか嬉しかった。ので、夫に電話して、私って偉いねー。と自分で自分を褒めた。夫にも、褒めさせた。 こうして、私も、スーと一緒に、いろんな事が出来るようになっていくんだなー。 と、思った。 ささやかな幸せ。というのを感じた。

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