2010/06/28(月)17:50
柿の葉すし
今日我が家に柿の葉ずしが届いた。
海の無い国、奈良の名物お寿司の宅配。
差出人はEさん。僕がこの町で自治会の役員をしてた当時の自治会長。
わが町はまだ歴史が浅くて、雑木林を切り拓いて5年ほど前に造成された。
だから草創期のメンバーだった。
役員を選ぶとき、ご多分に漏れず誰もやりたがらない。
僕も正直仕事できつかったが、よき市民でありたいという自分なりの思いと、Eさんの人間力に惹かれ引き受けたのだった。
Eさんのポリシーはハッキリしてて、まずコミュニティーで工夫して解決してみよう、どうしても自分達だけで困難なときは役所にお願いしよう、というスタンス。街開きのイベントだって公民館が無くても、オペラコンサートを駅の改札ホールで開いてしまう。今度はチャリティーコンサートをゴルフ練習所でやるそうだ。
こういう仕事以外の人間関係はかけがえの無いもので、自分の視野を底上げしてくれた。
実際、土日のボランティアはしんどかったけど、ワーク・ライフバランス的には充実してたな、この頃は。
今もご夫婦で会の事務局や民生委員を務めておられる。当時一緒にゴミ問題を担当した副会長も今は社会福祉協議会の理事としてご活躍とか。「自分が社会に何ができるか」を今日も実践されている。
僕はこんな姿になってこの町に還ってきたが、
こういう善き人々に受け入れてもらえることがうれしい。
しかし、噛み締めるほどに旨い鮨だ、これは・・・・・・。