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テーマ:仮面ライダー響鬼(313)
カテゴリ:雑記・雑文
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この物語は管理人の妄想の産物であり、 本編とは関係ありません。 多分 響鬼 「めずらしいな、お前がおごってくれるなんて。 あ、オジさん。俺、はんぺん、ちくわとゴボ天ね」 轟鬼 「いや…それがですね、ちょっと聞いて欲しいコトがあるんス」 響鬼 「? なんだよ、一体」 轟鬼 「それが…斬鬼さんとあきら君のコトなんっス」 響鬼 「ん? あの二人が、どうかしたのか?」 轟鬼 「なんか最近、あの二人…よく会ってるみたいなんス」 響鬼 「そう言えば、今日は二人で朱鬼さんの 墓参りに行くって言ってたなぁ」 轟鬼 「いや、今日だけじゃ無いんス。 前の職場の同僚から聞いたンすけど… あの二人、一緒に夜の街歩いてたって」 響鬼 「お前の前の職場って……警察?! 警察が何で?」 轟鬼 「いや、二人を見て『エンコー』だと勘違いされたらしくて」 響鬼 「何、エンコーって?」 轟鬼 「え~……、つ、つまりッスね。 若い高校生くらいの娘が、小遣いほしさに…その も~ぉおお! 分かるっしょ?!」 響鬼 「……あ、なるほどねぇ~。 あ、オジさん。お冷おかわり」 屋台のオヤジ 「へい、どうぞ」 轟鬼 「響鬼さんっ!」 響鬼 「…っ て大声出すなよ。 近所迷惑だぞ? お前。 あ、イカとコンニャクちょうだい。 でさ 別にへんなコトじゃないだろ。 朱鬼さんのこともあるし、 威吹鬼は『鬼祓い』のコトとかで、 色々落ち込んでるし。 それに、あの人責任感強いから。 あきらに対して責任感じてんだろ? なにもおかしいことないじゃん」 轟鬼 「それだけじゃないんス! 昨日、その朱鬼さんのことで、 斬鬼さん苦しんでると思って… 俺、一緒に気晴らしに飲みに行ったんですよ。 そしたら、妙にあきら君の話ばかりして、 終いには泥酔して 『あきらは可愛い~ 可愛い~ 可愛い~~ あうう~~』 とか言い出してんスよ!」 響鬼 「……なんかどっかで聞いたせりふだなぁ」 轟鬼 「問題っスよ?! これは! ほら、よく聞くじゃないッスか。 とっても年下の女の子にしか興味が無い… ああっ! ナンって言ったけかなぁ…っ」 響鬼 「ん? 確か「ロ」なんとかいうやつだっけか?」 轟鬼 「それっス! ロ、ロ、ロ…なんだっけかなぁっ」 響鬼 「ロ、ロ、ロ… … …… ………ロボコン?」 轟鬼 「♪お~い~ら~ロボット~、 ろぼっとだ~け~ど~♪ って何歌わせてンスかっ!!」 屋台のオヤジ 「兄ちゃん、歌下手だねぇ~ そんなんじゃ、ぬかみそ腐ちまいますよ」 轟鬼 「ほっといてくれませんかっ! そう! ロ○コンっすよ! 響鬼さん、俺はね、斬鬼さんには 日菜佳さんのような、いい奥さんもって欲しいんス! あきら君が悪いとかそういう意味じゃないッスけど なんっつ~か、若すぎるッス! これはもぅ、犯罪ッスよっ!!」 響鬼 「ん~斬鬼さんは俺より一コ上で あきらが少年と同い年だから… (指折り)…倍は年齢違うよなぁ。 あ、コブ巻き頂戴。 でも良いんじゃない? 斬鬼さん、あんな感じだし あきらもしっかりしてるし、 古風なトコあるから。 結構似合ってるって思うけどなぁ。 そりゃ、今のトシだと問題だけど あきらが二十歳になったら 斬鬼さん三十六だろ? そうおかしな歳の差でもないだろ。 それにあの人、今まで女運無くて 『お友達でいましょうね♪』 ってパターンが多かったわけだし。 いい機会だと思うよ? 俺は」 屋台のオヤジ 「いいですなぁ~。若い女房は男の浪漫ってね。 ほい、コブ巻きお待ち」 轟鬼 「しかしですねぇっ!」 斬鬼 「オヤジさん、一杯… ん? なんだ前ら。来ていたのか」 響鬼 「あれ、斬鬼さん。奇遇だなぁ。 今帰りですか?」 斬鬼 「ああ、今あきらをマンションまで 送ってきたところだ。 ところで俺の名前が出てきたみたいだが…? 何を人をサカナに飲んでるんだ」 響鬼 「や、トドのヤツがね、斬鬼さんが あんまりあきらのコト構うもんだから ○リコンじゃないかって」 斬鬼 「……なに馬鹿なこと言ってんだ、お前。 威吹鬼のヤツが自分のことで精一杯だから 代わりにフォローしているだけだ。 ……彼女のことは、俺にも責任があるからな。 あ、熱燗一本つけてくれ」 轟鬼 「斬鬼さんっ! 信じて良いんですよね?! 斬鬼さんっ!!」 斬鬼 「俺を信じろ。 だから酒臭い息を吹きかけるな」 響鬼 「……? あれ、斬鬼さん。 その紀之国屋の包みは? なんの本買ってきたんです?」 斬鬼 「………プライベートだ」 轟鬼 「……怪しい。 斬鬼さん、ちょっと中を拝見しまッス!」 斬鬼 「ちょっと待て、お前! プライベートだと言ってる……!」 ばさばさばさ 轟鬼 「………なんスか、この写真集の山」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 響鬼 「うわ、10代の女の子ばっか」 轟鬼 「ざ、斬鬼さぁ~ん!(滂沱)」 斬鬼 「… ……… うっ!! む、胸の古傷がっ!!」 響鬼 「や~れやれ… オヤジさん。もう頃合かな?」 屋台のオヤジ 「そうですね~、いい頃合じゃないですかねぇ?」 響鬼 「というわけで 『どっとはらい』(しゅっ)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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