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カテゴリ:就職
今日はこんな本を読んでみました
18歳からのキャリアプランニング この本は、学生向けの本ですがコンピテンシーにふれられていて 志願理由書の書き方にも取り入れてあるので 推薦入試の志願理由書の書き方にも少し応用できそうな本でした コンピテンシー(COMPETENCY)は辞書では「能力」と訳されていますが ここでいうコンピテンシーとは 「今持っている能力を使って成果を出しているか。それは再現性があるか、どうか」と言うことです。コンピテンシーの考え方は、25年以上前に、当時ハーバード大学の行動心理学教授だったデビット・マクレランド氏が生み出したものです。コンピテンシーを、「成果向上のために必要な具体的な行動やスキル」と説明しているところもあります。「企画力」「行動力」という漠然とした能力ではなく、成果を生み出している人の「うまいやり方、特徴的なスキルなど」を基とした”具体的な行動やスキル”のことです。「行動」は他者からも見えやすく、真似しやすいため、自身の行動変容や評価の納得性向上につながりやすいという特徴があります。 以前、企業では社員の評価を 成績をはじめ 知識:知っているかどうか 情意:やる気があるかどうか 等の評価項目で評価していました しかし、バブル崩壊後成果主義が導入されると同時に 次第に知識があったりやる気があっても 結果に結びつかねば意味がないことから 成果を生み出す行動に着目し始めました そしてこのコンピテンシーが企業に導入されてきています 極端な例を挙げると 会社の高い業績を上げている営業マンの行動特性を分析すると 「毎日40件以上新規事業所を訪問してた」ことが判ったとします そうすると知識があることよりも 毎日40件以上新規事業所を訪問している と言う行動特性が重要になります この行動特性を実現できる人の方が成果を上げる可能性が高いのです 知識ややる気があっても行動に移せない人は結局成果に結びつかないのですから・・・・ 大学での過ごし方についても キャリアを意識した過ごし方が書かれているので 大学生にはとてもためになると思います ストレスへの対処法など予想外の内容が書かれていたり 自己理解についてもページを割いてありますので非常に良いのですが 学生向けの本にしてはかなり堅いイメージなので もっとマンガチックな本ならばもっと良かったのではないかと思いました 最も参考になったのは志願理由書の書き方の例でした 以下引用 抽象的な表現で読み手が状況をイメージできないので評価されない例 私は、大学入学と同時に剣道部に入部しました。持ち前のコミュニケーション力を発揮したので、同期や先輩ともすぐに和むことが出来ました。また粘り強さを活かし練習を続けました。2年次には、副部長に推され、責任も重く感じましたが、指導力を出して部の雰囲気も一段と明るくしました。3年次には、大会で団体戦6位、私も個人戦で6位に入ることが出来ました。トコトン頑張ると結果がついてくるとことを知りました。 目的と成果を明確に記述したものはイメージしやすく評価される例 大学で初めて剣道部に入部しました。道場に一番乗りして、素振りをし、同期や先輩にお願いして、居残り指導をしてもらいました。また、自宅では、体力をつけるため毎日30分ランニングを続けました。2年次に副部長に推されました。そこで、1週間に一日、練習を休みハイキングやカラオケを提案し取り入れました。おかげで、部員が気軽に弱みを注意し合うようになり、大会で団体戦6位、私は、個人戦で2回戦へ進めました。 悪い例では コミュニケーション力があるとか指導力があるとか、「頑張れば結果がついてくる」とか言っているが、どういうことだろう。よくわからないなあー。面接に呼んで詳しく聞いてもよいが、とりあえず保留にしておこう。となるだろう よい例では へー、大学で剣道を始めて「2年次に副部長に推された」、よっぽど頑張ったんだ。コミュニケーション力を発揮してるし、自分でも2回戦まで進んだ?呼んでもっと詳しく聞いてみよう。となるだろう 以上引用終了 だいたい志望理由書の内容は中学生の場合 部活や趣味のこと生徒会のことボランティアなど 書いている内容にはさほどかわりはありません ただその内容がどれだけ具体的なのかについては大きな差があると思います しかしこれには書き方だけでなく 本当にどれだけ深く掘り下げて 実行してきたかにかかっています 内申を上げるために生徒会や部活に入るという 話しをを良く耳にするのですが 入ることよりもそこで何をしたのかが問われるのだと思います ←応援のクリックをポチッと押してくださいね(^^)/ ←こちらのほうも応援いただければ(カメ)が喜びます(^^)/ 早速、面接の練習をしました まずは第一印象の大切さを説明し もう一度自分の長所を見つめ直すこと そしてその長所が発揮された場面を思い出すことを アドバイスしました すごく良い笑顔で頑張ってくれました この調子で頑張って欲しいですね!! 個別指導塾スクールIE前原駅前校のホームページは ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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今日の先生の日誌は、学生のみなさまには難しいかもしれません。
なぜなら、泥酔のわたくしにも難解だからです。 おそらく、先生の言われたい事は、「基本と応用力」です。 このふたつは大切でどちらも欠けていけません。 基本が無いとヒッチャカメッチャカだし、応用できないと唯の頭デッカチです。 そして、一番大切なのは、他人のアドバイスを素直に聞く能力です。 (2007.12.25 23:35:31)
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