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カテゴリ:コミュニケーション関連の本
「経営の神様」と言われる松下幸之助氏
実はEQコーチングの達人だったそうです 相手のこころを聴き、やる気にさせる達人 松下幸之助氏の「人間力」はみなさんもご存じのことと思います 松下幸之助氏のことは私がまだ20代の頃 松下幸之助の経営手帳のような本を読んで感動した記憶があります その時も大きな気付きがあったのですが 今回は私が注目している本間正人氏がこの本を書かれていたこと そして本間氏が松下政経塾の出身だと言うことを 知ったことで興味を持ち読んでみました ![]() 松下幸之助とEQコーチング 大抜擢のワンマン新社長に「大忍」の額を渡し ひと言「わしも、この額見とるからな」とか 1件しか返事をもらえなかったと落ちこむ営業マンに ひと言「ようやった。立派だ」 「100件回って1件取れるなら1000件回れば10件取れる」 なぜこのような言葉を発することが出来るのか? 本当に感心することしきりです 本当に爪の垢を煎じて飲みたい気持になります(笑) 松下氏の考え方の真髄は「信、認、任」の漢字三文字に集約され 単に「スキル」というレベルのものではなく 本当に深い洞察に基づく人間観をお持ちだと言うこと 人間の可能性に対する大きな期待の表われだと思います 秀吉は「鳴かぬなら鳴かせて見せようホトトギス」 家康は「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」 信長は「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」 これらに対し松下氏は自分のことを 「鳴かぬならそれもまた良しホトトギス」と分析されています これは松下氏の考えを本当に良く表した言葉ではないかと感心しました 本間さんのコーチング本は、読みやすくてわかりやすので 私も大好きなのですがこの本を読んで 本間さんがこれまで書いてきたコーチング本の 由来が松下氏だったことがよくわかります それだけ松下氏の影響力はすごいのですね!! 本間氏が松下氏から指導を受けていた事を 知ることができたのも本当に良かったと思います コーチングがブームになったのは、最近ですが 経営者は(松下さんは神様で別格なのかもしれませんが) 昔からコーチングしていたんですね 松下氏のすごいところは特別な才能であるというよりも すごく素直に人と接し地道に人物観察を積み重ねたものだということです それが才能かもしれませんが本当に心を打たれる本です コーチングの本を読むといつも自分自身と 向き合うきっかけ作りになるのですが この本を読むとコーチングはテクニックではなく 人間性だと改めて認識できました テクニック本として期待せずに EQの本質コーチングの真髄を知る本として そして松下幸之助氏が今もなお崇拝されるのかを 知る本としては最適の本だと思います ![]() ![]() 講演会で松下氏が質問を受けたそうです 「素直になることが大切だということはわかるのですが 素直になるにはどうしたらいいのでしょうか?」 松下氏は答えます 「そうですな、毎日、毎日、素直になろうと思い続けることですな 30年思い続けることが出来れば素直の『初段』やな」 思うだけでなく思い続けることが大切なのですね 夢も同様 思うだけでなく思い続けることが大切なのですね(^^)/ 個別指導塾スクールIE前原駅前校のホームページは ↓ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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