2年生の個人懇談。
もう1学期も終わり、小学校の個人懇談がありました。このところ、ここでもヒロのことを書く回数が減りました。それは、とても平和に小学校生活を送ってるからです。始めに、特学の先生達と懇談をしました。「本当に、2年生になってからは、ものすごく落ち着いています。ここを、どうやって利用したらよいのかもわかってきたようで、しんどくなれば自分から来ていますよ。昨年は、皆と教室で勉強しないとわからなくなると譲らなかったのが、『難しいから、ここでするわ』と、自分から個別でしてほしいと来ることもあります。この暑い夏、昨年は頭が痛いと保健室に毎日行ってたのに、今年はそれもありません。担任の先生との連携もスムーズで、ヒロの悩みやパニックを小さなうちに対処してくれるので、こちらもとてもやりやすいです。」先生達の話を聞いて、昨年の夏のことを思い出しました。そう、昨年7月は、毎日保健室へ逃げ込んでたんですよ。でも、今年は全くない。やはり、あの頭痛は精神状態の表れだったのでしょう。言語理解も悪かったあの頃、誰が自分の味方になってくれるのかもわからなかったのでしょう。やはり、担任の先生の力量の差を感じてしまいます。今年の担任は、女の先生ですが、体育会系のサバサバした話し方ですが、ものすごく細かいところまで子供をみてくれています。1年生の時の担任も良くしてくれてたんですけど、先生が「白黒」にこだわりすぎ、ヒロのこだわりを強くしていると感じていました。今年の先生は、そこをバサッと、切り捨ててしまうようです。だから、「まぁ、いいっか~」ということを覚えていってるようです。でも、怒るときは怒る。大事なことは、クラス皆で意見を出し合い話し合う。色んなパターンで対処していってると、特学の先生たちは教えてくれました。よかった、よかったで特学の懇談は終わり、次は普通学級へ。こちらでは、勉強のことを。勉強は、今のとこ遅れることはありません。言語理解もよくなり、国語も難なくこなせてるようです。「算数の、繰り下がりの筆算をやってるのですが、そこで少し躓いたのは、正しく基礎が入らなかっただけで、すぐできるようになりました。始めの理解がきちんとできれば、あとは出来る子だと思います」と、言ってくれました。そうですね。私が家で見てても、どちらかといえば勉強は良くできるほうです。暗記力なんて、ものすごく良いです。だから、勉強の心配はしてません。これといった心配ごともなく、こちらも終わりました。本当に、今年は恵まれた環境ですね。なんでも、他のクラスの母から聞いた話では、ヒロのクラスは比較的おとなしい子が集められており、あとの2クラスに、落ち着きのない女の子を集めたクラスと、落ち着きのない男の子を集めたクラスで、ヒロのクラスが一番良いのだと言われました。本当のとこはわからないけど、ヒロの天敵「よしちゃん」は、女の子を集めたクラスにいます。このまま2学期も、この調子でいってほしいですね。最後に、ちょっとぼやきですが、我が家には、どう考えても勉強ができないだろうヨシがいます。この娘、同じことを何回も何回も聞きに来て、すぐには理解できないけど、要領だけはものすごくよく、その場の空気を読んで、的確に行動します。社会に出ても、絶対大丈夫。反対にヒロは、暗記力は抜群で勉強はできるけど、マイペースで人の話はきかなくて、空気は読めないし、接客業なんてのは絶対無理。どうして、こうも偏りがあるのでしょうか。将来、道を間違えないようにサポートしていかなくてはと思います。