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2018.08.26
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021『腹胸式呼吸法の腹式』

イ、平らな凸凹のない所へ、姿勢を正しくして仰臥する。

ロ、両脚は伸ばして開き、両足間隔は鯨尺で約二尺五寸〈約95cm〉。

ハ、鼻柱と胸骨との直線が両足間隔を二等分するように、上体をまっすぐにせよ。(仰臥式自然体)

ニ、後頭部を引いてあごを上げ、気管を楽にする。

ホ、眼は閉じていてもよいが、開いているならば、視線は目を通過する垂直線と地平とのなす直角の二等分線の方向へそそぐ。そうすれば気管は自然に伸びる。

へ、腰を反って両手のこぶしを入れ間隔を作る。(こうしないと姿勢が死んでしまって、腹胸式運動の際伸縮が自由にならない)

ト、両手を抜き出して腰へあてる。拇指が下で、四指が腹の方。(以上準備姿勢)(動作はすべてサッサッと斬るようになせ。凝滞するな)

チ、全身の力を抜いて心を落ち着け、自然呼吸を行う。数回。それから静かに呼吸操練に移る。(準備動作)

リ、フゥーンフゥーンと、息を何段にも楽に吐き出して腹を小さくする。両手で腹を軽く押さえながらスッカリ吐き出す。

ヌ、鼻から息を吸い込んで、腰を反りながら段々と下腹を膨らす。

ル、十分吸いきったとき、腰をキッと反らすとともに鼻からやや息を漏らす。『楕円緊張』。

ヲ、その際、両足爪先は伸ばして伏せる。爪先へ力を入れる。

ワ、呼吸停止三秒間。腹式における妙趣の極。

カ、息を腹の底に押し付けるようにし、のどの奥でイキミ〈息をつめて腹に力を入れる〉ながら、静かに、強く、息を吐き出す。

ヨ、のどの奥でイキミながら、鼻から段々に息を吐き出す。

タ、同時に、段々と爪先の力を抜く

レ、息を抜くとともに腹を凹くし力を抜く。

ソ、息を吐くのには、ウーンウーンウーンと、力強く、長く、途中で何回も息を足しながら吐き出してしまうのである。

ツ、呼吸停止三秒間。

ネ、以上で腹式の呼吸が終わり。

ナ、胃、腸、横隔膜、及び全体の腹部器官を強くする。

#腹式にて息を出すときとは、極めて長く力強くすることを可とすといえども、ウーンと一息に糸のごとくゆかざるときは、中途少しずつ息を足しながら、なるべく無理なきようつとめ、要領に合して、しかも楽にできるようにすべし。

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【腹胸式呼吸法の腹式】

◇「腹胸式呼吸法の腹式」、好きな呼吸法です。
「長呼吸法」や「腹胸肩式内臓操練法」、「内臓操練法」等で培った呼吸法の細かな技が詰まっていて、テクニカルな内臓操練と言えます。

◇一般に、あまり呼吸法に慣れていない方は、「息を吸って腹を膨らます」といっても、最初から下腹の中心辺りを膨らます事は、上手く出来ないものです。どうしても胃の辺りが先に膨らんでしまうようです。
それは、「下腹を膨らます」という呼吸法が、少しばかり、熟練が必要な呼吸法だからです。

◇「腹胸式呼吸法の腹式」は、的確に下腹を膨らますことが出来る呼吸法です。

「腹胸肩式内臓操練法」で全身を呼吸操練に慣らし、「長呼吸法」で「吐ききる呼吸法」を学び、「内臓操練法」で、「呼吸法に於ける、胸と腹の連携、及び、腰腹と下脚の連携」を学んで、習得したテクニックを使うことが出来る呼吸法だからです。

◇「腹胸肩式~」、「長呼吸法」では触れられなかった、重要な技術が登場するのも「腹胸式呼吸法」と「内臓操練法」からです。
それは、息を漏らしながら腹圧をかけて行く部分です。「内臓操練法」でもやっていますが、「腹胸式~腹式」では、それが更に、緻密になっています。

まず、腹圧をかける前に、息を吐きながら腹を十分に(腹の奥底へ向かって)へこまし、次に(腹の奥底から充実するように)吸いながら腹を膨らまして行きます。

へこます動作から、息を吸って腹を膨らます動作が繋がっているので、より、腰腹中心の一点を意識した呼吸操練をすることが可能になっていると思います。

そして更に、もう一段、(腰腹をキメる圧の掛け始めとして)「息を、やや漏らす」ことで、内圧の有る腰腹の形を作りきる。そして、そのまま息を吐きながら腹圧をかけて行く。 
その辺りが、「腹胸式~腹式」の大きな特徴ですね。
 
◇「腹胸式呼吸法の腹式」は、腹圧をかける時に「爪先を伏せる」やり方と「爪先を立てる」やり方とが確認されています。
これは、最初のうちは、「呼吸と、腰腹と、下脚の操練、が、一致出来れば良い」だけの話と考えて構わないと思います。
熟練して来たら、足の使い方(踵と爪先)で、腰腹同量のバランスを取って行きたいところです。

◇「腹胸式呼吸法の腹式」は、「腰腹同量」と下脚の使い方の調整が出来る呼吸法として、地道に練習されて行ったら良いと思います。
*無理せず、余計に力んだりせずにコツコツと練習し、疲れたら休んで下さい。
021(了)








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最終更新日  2018.08.26 20:22:57
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