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2004.11.03
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しかも病室から１歩も出られず、面会も制限が厳しく誰にも会えない。 副作用のせいで体調が最悪だったのでほとんど横になり寝てばかりいたけど、 やっぱり時間をもてあましてしまう。 そんな中、私がハマった物があった。 ますいわゆる「主婦雑誌」。 「すてきな奥さん」とか元祖「主婦の友」[ESSE]などである。 専業主婦時代は買うのがもったいないので良く図書館で借りていたが、 最近はコンピュータかファッション雑誌しか見ていなかった。 なぜか病院の売店にはこういうたぐいの雑誌が多いらしく、 あまりに暇なので、ヘルパーさんに１冊買ってきてもらった。 それでその内容にビックリ！ 全国のカリスマ主婦のアイディアが盛りだくさん、いくつかご紹介すると．． ☆肌が弱い子供の為に柔軟剤をクエン酸で代用。 ☆家族みんな脱いだ靴下は酢水の入ったバケツに入れ、その後そのお水でトイレを掃除。 ☆冷蔵庫の上のベタベタ埃汚れは柔軟剤を薄めた水でキツくしぼったぞうきんで拭くとすっきり、 しかも汚れを防止する。 ☆塩水に浸け置きしてから洗うとタッパウェアの匂いが消える。などなど なかでもぶっ飛んだのは、炊飯器クッキング。 ペンネアラビアータと蒸し野菜、カレーとご飯、ブラウニーから煮物まで。 場合に寄っては２品いっぺんに調理してしまう。 しかも材料を入れて炊飯ボタンを押して終わり。 す、すごすぎる！！ 貯蓄のアイデアも他人の財布の中身を見るようで面白かった。 家族４人で１ヶ月の食費２万円、て日本のスーパーでは至難の技ですよ。 うちなんか子供が保育園に行ってるので、まあメインの食費は夕飯くらいだし、 お米やシリアル、あとまあこまごました物も主人の友人が基地内の食料品店で買ってきてくれるから かなりずるしてますが、それでもギリギリ２万円ですから。 たいして買ってないのにレジで簡単に５、６千円になってしまいますもの。 アイデア的には「おからでカサを増やす」とか、和食中心の１人分１００円料理とか、 我が家の食卓には決して並ぶ事の無いような献立もありましたが、 本当に頭が下がります。 こういう人達はもう主婦という名のプロですね。 家の事をここまでできるっていうのもすごい才能です。 感心してばかりでいっこうに実行してませんが、私も参考にしてガンバラねば！ つぎにはまったのはテレビ。 実はうちは普通の日本のチャンネルがきれいに映らず、 映すにはケーブルTVに加入しなくてはいけないのだけど、 それにはケーブルを通す穴をあけなくてはいけないから大家さんから許可が出ず、 結局スカイパーフェクトTVしか見れない事に。 海外ドラマなどが結構オンタイムで見れるので主人も私も子供も全然不自由はしてないが、 今回病院で日本のTVを見て、実に面白かった。 ☆松田聖子が出演したダウン症のお子さんの話。 これは原作の本も読んだし、すごく見たかった。 生活感の無い松田聖子＆船越なんとかさんの演技は？？だったけど 鼻水ズルスルで大泣きした。 ☆大奥 リンクさせていただいてるChilliさんの日記を携帯で読んで、見たくなった。 徳川二代将軍、秀忠の御台所、お江与が創設した「大奥」の話なんだけど、 私が見た回は三代将軍、家光の乳母春日局（お福）と、御台所の確執が中心の話だった。 家光は産まれてすぐ乳母に預けられ、母親の御台所と離されちゃうのね。 家光はそんな母を冷酷だと憎み、信用もしていない。 だから御台所が死の床に着いても見舞いに行かなかった。 でも彼女は死に際に「われのややを抱かせてたもう」とうなされる。 幻でも見ているのか手を伸ばして泣き叫ぶの。 そこで家光は母が自分を心から愛していた事。彼女自身自分の宿命に苦しんでいた事を知る。 あーまた鼻水出して大泣き！ 歴史を勉強したいと思わせられたこの話、予告ではこれからもっと大奥のドロドロが見れそうでそそられる。 ☆黒皮の手帳。 お水の世界でのし上がっていく女の話。主演２人のリアルさがいい。 ホステスさんやママに、あーこういう人いたなー、って感じ。 （若い頃ちょっと銀座でバイトしてたので．．） しかも業界用語とかバンバンで、一般人分かるのか？でも経験者はフンフンうなずきそう。とにかく面白かった。 ☆バラエティ関係 芸能人１ヶ月生活費１万円バトル！はすごかった。三瓶チャンを見直した。 トレビアの泉？とたけしの「本当は恐い家庭の医学」も面白かった。 あとは毎朝、昼のワイドショーと、花マル？？主婦番組も見てたかな。 そこで知った「ジョン・健・ヌッツォ」さんと言う日系のオペラ歌手は素晴らしかったです。 ********************************************************** 家に帰ってくれば当然これらの番組は見れない訳で、あーホントに悔しい。 でも「大奥」はDVD出たら買うつもり。アメリカにも持っていこう。 入院に備えて仕事関係や英語の参考書なども持参したのだけれど、結局一回も開きませんでした（笑） まあ病気の時くらいいいでしょう。 皆さんは日本のテレビや主婦雑誌ご覧になりますか？ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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