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カテゴリ:日々の出来事
今日は出張で、郡上養護に行きました。
(あの「郡上踊り」で有名な郡上市の学校です。) 郡上とは言っても、旧大和町にあります。高速を走り、大和ICで降りると、こんな物が目に飛び込んできました。 なんじゃこりやぁぁぁぁぁ!!!!!!!!! 道ばたにいきなりこんなもんがあったらビックリするだろう! 近寄って確認したところ、正体はこれでした。 しかし、何とも人騒がせな… よくよく思い返せば、以前何かのTV番組でも観た気がします。 そうか、ここにあったのか… そんな楽しいハプニングの後に訪れたのが「郡上養護学校」です。 この学校、母袋スキー場へのアプローチの途中にあり、国道からも3kmくらい離れています。 自然環境には恵まれていて、校舎も改築され木がふんだんに使われとてもいい感じです。 校庭の木が、実に美しく紅葉していました。 …しかしです。 あまりに交通の便が悪いです。これでは、自力で通うことができません。 だって、路線バスすらないのですから… 近くに商店もありませんというか、民家すらまばらです。 生徒が社会性を身につける学習(買い物や公共の施設の利用など)の実施は大変困難です。 これってどうなんでしょう。 社会性が身に付きにくいから、普段から回数を経験して学ばなくてはいけないのに、これでは隔離されたコロニーと変わらないのでは? もちろん、学校の取り組みとして地域の人々との交流はやっているのだけど、そもそも作る場所を間違っている感は否めません。 私は声を大にして言いたいのです。 「障害児教育を大事にしていると言うのなら、交通の便のいい町の中心部に作ってみろ!」 岐阜県の特殊教育書学校は、その多くが校外というか、非常に不便な場所に建っています。 土地が安いとかそんな事情はわからないではありませんが、本当にそれだけで隅に追いやっていいものなんでしょうか? 交通の便がよければ、自分だけで通える生徒もいます。 なんとか通っているけど、わずかしかない路線バスに合わせるため、長い乗り換え待ち時間を強いられたり、何回もの乗り換えを強いられる生徒もたくさんいます。 軽度の障碍の生徒なら、それでも対応できるでしょうが、ハードルは非常に高くなります。 特別支援教育だの何だのと言っても、まったく現状は変わっていません。 「本気で取り組みますよという姿勢を見せたいのなら、次に作る養護学校は町の一等地に建ててみなさい!」 それくらいすれば、みんな県も本気なんだと認めてくれるでしょう。きっと… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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