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カテゴリ:お仕事・お勉強
私が職場で発行している「研修部通信」。
(名前は「れんげそう」。そう、田んぼの肥やしになるアレです。) 今回の話題は「シンボル・コミュニケーション」で書きました。 以下、「研修部通信」よりの転記です。 ******************************************** かねてより、効果があるとは言われていますがなかなか上手に導入できないのが「シンボル」なのではないでしょうか? 理由としては、 ・準備をするのがめんどくさい。 ・とりあえず、無くてもなんとかなっている。 ・なかなか使えるようにならない。 といった所ではないでしょうか? しかし、準備をするのがめんどくさいのは確かにそうですけど、「無くても何とかなっている。」って本当でしょうか? 以下の方法でコミュニケーションのアセスメントをしてみてください。 いつもの指示を、身振り手振りや指さし、ボディタッチをまったくなしで言葉だけで言ってみます。 さて、対象の子どもさんはどの程度動けましたか?次に… 言葉はまったくなしで、いつものような仕草だけでさっきと同じ指示をしてみてください。 さぁ、どっちの方が子どもは動けましたか? 下の方がスムーズに動ける人の場合、「話し言葉」がまったく手がかりになっていないということです。つまり、「伝わっていない」ということです。 話し言葉での指示が伝わらない人に、それでもあなたは話し言葉だけで伝えようとし続けますか? 話し言葉を理解できない人には、それに代わる伝達手段を用意しなくてはいけません。それは以下の通りです。 ◇ボディ・タッチによる行動支援 ◇実物提示 ◇写真・イラストなどによる視覚支援 ボディ・タッチによる行動支援は、行動を教えることには有効ですが、自発的な動きを形成することには弱さがあります。 実物提示はとてもわかりやすいですが、使用できるものに限界があります。 そこで写真やイラスト、シンボルなどを使用したカードやシートでの提示だと、操作が容易にできるし、たくさん作ることが出来ます。そして何より、子ども自身が操作することだって容易に出来ます。 …(以下 略)… ****************************************** シンボルの例として、PICシンボルとPCSシンボルを紹介しました。 これらについて書くと長くなるので、今日はこの辺で… さて、お出かけの荷物を作らないと! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月31日 09時14分50秒
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