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カテゴリ:お仕事・お勉強
本日、学校祭が終わりました。
私が関わっている「発達障がい」の世界だと、こうした発表会のような行事は、あまりいい事としては受け止められていない傾向があります。 でも、個人的には発表会は好きです。 こうしたイベントは大きな区切りとなります。 それに向けて取り組むというモチベーションになります。 決まり切った日常にはない刺激があります。 事実、今日はみんな生き生きと演技できていました。 演技を見せようと意識できていた人はもちろん、そうでない人もいつもと違う状況を楽しんでいました。 もちろん、それが難しい人もいます。そんな人にはそれ相応の配慮は必要でしょう。 でも、これだけ多くの人が楽しめるのだから、まんざら悪くないと思うのです。 要はやり方の問題であって、無理な課題設定をせず、無理矢理な練習さえしなければ、発達障がいの人たちでも、かなりの割合の人たちが楽しめるのではと思います。 むしろ、かたくなにパターンを決めて、それを崩させないように生活させる方が通常の社会生活の中では異様な状態ではないでしょうか? 変化にも対応できるように視覚支援があり、スケジュールがあり、コミュニケーションエイドがある。 何の変化もない日々ならば、ただのルーティンワークなのだから支援はほとんど必要ないわけです。 発達障がいの人たちだって、イベント自体が嫌いなわけではない。 予測不可能で、対応できないほどの変化があったり、参加するに当たって過度なプレッシャーがあるから参加できないだけなんじゃないでしょうか? 今日の子どもたちの姿を見ていて、そんな風に感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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