2度目の新年
パパが死んでから、早くも2度目の新年を迎えてしまった。あちこちでおめでとういう声が聞こえるけど、やっぱり何がめでたいのかさっぱり理解できない。パパが死んだのに、めでたいわけないし。。一応、正月というものがピンときていない王子には、「日本の正月というのは、おじいさん・おばあさんのところにみんなが集まる日で、祖父母・父母・子供 が、みんな集まってごちそうを食べたり、お年玉をもらったり楽しい時間を過ごすという文化があるのだよ」と教えてあげた。まぁ、彼には縁のないことだけど。家族で旅行にいったり、田舎に帰ったりする人がおおいから東京は空気がきれいになったり、人混みが少なくなったりするのです。「みんな、東京に帰ってこなければいいのにね」そうだね。私もそう思うよ。でも、たっぷり楽しんで帰ってきちゃうんだけどね。この国は単一民族のせいか、類似の行動をとる人が多すぎる。同じ行動をとっていないものは、どこか、のけ者のような感覚に陥る。自分で選んで同じ行動をとってないわけではないんだけど・・。・・というか、むしろ、同じ行動をとりたかった。。