|
テーマ:がん患者の家族(118)
カテゴリ:カテゴリ未分類
悲しみからの回復の達人というのがあった。
回復が早かった例で、いくつかの点があげられていた。 1.本人の性格 楽天的とか、陽気とか。。。。 → およそ私と正反対・・。 2.自分の領域がある 仕事とか、家庭とか。 → まぁ、例の人が亡くしたのはお母さんだったみたいだから そうなんだけど・・。 趣味や趣味の仲間がいる。 看病中も、看病のみの状態になるのはNGで、仕事を 続けていたのがよかった。 → 私の場合、まったくあてはまらない。 正直、仕事なんて、どうでもよくなってたし、仕事に時間を とられるくらいなら、パパと一緒にいたかった。 生活があるから、我慢して仕事してただけで、この一年はとにかく、 早くパパに会いたいから、残業したくなくて一生懸命だった。 いまや、なんのために仕事しているのかさえも分からない。 (扶養家族のため?) 3.取り巻く人間関係に問題ない。 同居家族や、実家や兄弟とも良好だった。 → 私と真逆ですな・・。 このまえ、祖母が母に、私を堕ろすようにと強く支持していたと聞いたよ。。。 生まれてきて、生きててごめんなさい・・と、何度思ったかわからない・・。 4.コミュニケーション能力が高い → ここまで私にないものばかり羅列されると・・。 5.看取りの自己肯定感 やりきった、という思い。 葬儀でも、やりきった!という思いでしょう?・・って聞いてくる 人がいたけど、どうやったら、そう思えるんだろう・・・。 非常に不思議。 こんなに短いなら、もっと早く会社休みだせばよかったと思ってる くらいだし、もう少し話ができるうちに話したいこともあった。 緩和ケアの病院選びを最初失敗したのも後悔のひとつ。 漢方薬を自分で試す前にパパに飲ませたのも後悔のひとつ。 やりきったどころか、やりなおしたい。 これがグリーフからの早く回復する例。 何もかも私と正反対で、驚いた・・。 こういう人もいるんだ・・。まぁ、同居してたかどうか、とか、 相手が自分にとって(法的にではなく)どういう人であったか、 が大きいと思うんだけど・・。 あとは、 ・仕事はじめて元気になった。 私にはまったくない。 先週、久しぶりに会社にきて思ったのは、ここにはパパより年上の 人もたくさんいるのに、死んだのはパパだけで、みんなは普通に健康に 生活しているんだ・・ってこと。 仕事中もむなしく、仕事が終わると、さらにむなしい。 ・何か趣味とか、楽しいことみつけて前向きになれ。 これが最悪に辛い。できないことを強制されているようで、こういうこと いう人が恨めしい。苦しくなるばっかりだから、やめてほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.18 12:17:11
|