カテゴリ:ひとりごと
今回のタイ行き直前、タイ在住の4ヵ月半で信じられないぐらい太って、はっきし言って本当は誰にも会いたくない、でも会いたい(寂しがりや)でも、あわない方がいいんじゃないかと思うほどになっていたため、ダイエットで(自爆)野菜系料理の自炊を徹底していたあたしの(といいつつかなり外でも飲んでたけど)タイ風な我が家に、もう十数年来の友人、向井玲子嬢が手作りのおつまみと赤ワインを2本ぶらさげてやってきた。
しかし引っ越してからの我が家にはじめて来る玲子嬢、「てけとーに行くから!」という感覚でで、今どこ???? 何度かのメールのあと、いきなり電話が通じない!どうした!最後のメールは「赤い鳥居の前にいる・・・」って・・・・どこだ?それ!? 狭いようで広いわが町、赤い鳥居は一つではない! とりあえず家の前の1本道を来るであろう方向に闇雲に走ってみたら。。。あれ?こんなところにも赤い鳥居が・・・っていたぁああああ!! 暗闇に、黒髪、色白で見目麗しいけど、このシチュエーションでは「ああっ、ついに見てしまった!」と思う人もいたであろうシチュエーション。大きな荷物を抱え「とほほ」と立っているそこの君! 会える人には、何かの導きで会えるもんなんだね。だって、こんなところにも赤い鳥居があるの知らなかったもん(爆笑)。 この人の場合、以前住んでいたおしゃれな某町のぼろアパートの我が家にもきてくれていて、さらにあたしも、この人の家のお宅訪問は多かった。 真夜中まで玲子嬢の家で飲んだくれていたこともあったなぁ。でも歩いて帰れたの♪。 うけるのはそのときも、ひっつこした今も、家がバカ近いってこと。歩いてすぐ会えちゃうし、偶然数十メートル先をバンドのリハ終わりで、へとへとで歩いている玲子嬢をみかけて「おーい!!!」と抱き合ったこと1回、疲れ果ててて追いつけず見逃したこと1回(おい!)。 それくらい近い距離に住んでいる。 親の転勤が多くて、最高記録半年で転校した経験の持ち主のあたし(今思えば半年って何やったんだ親父?)幼馴染がいないあたし。東京に出てきてからの友達が一番古い友達になる。 だから玲子嬢は一番最古参の友達で、お互い忙しくてたまにしかあえないんだけど、会うといきなり20代のテンションに戻ってしまう、かなりノリの合う人でもあり。ただこの人とあたしの違いは、玲子嬢、むちゃくちゃ美人だ。 日本人形のようにまっすぐな黒髪、色白、ぱっちりとしながら意思の強そうな瞳。 あんたいいのか、そのクールビューティーな外見で、そのリアクションと、テンション???っていうみているだけで笑えて、みているだけで楽しくなる、おもちゃのようなお人。 公務員を辞めて初めて入った某音楽事務所でまだおどおどしている頃に(そんな時代もあったなあ)、長崎からスカウトされてやってきたのがこの人。 初めて会った時には「なんだこの美しい人は!!!!!!!??????」と、自分の顔を殴りそうになった。形が変るくらい(嘘)。 だけど、玲子嬢とあたしは元来、テンションの高さとリアクションの大きさはほぼ同じだったのだ。 仲良くなるのに時間はかからず、ランチもよく食べに行ったし、帰りがけに飲んだり・・・その後あたしが違う音楽事務所に移動したり、一時期、音楽の仕事を辞めて文に徹したり、音楽事務所に復帰した時も・・・ずーっと仲良く、といってもあえない時はぜんぜん会えないんだけど、仲良くさせてもらっていた。 で、この玲子嬢、プロのドラマーだ。ロックな人生をひたすら貫いている。 数々のドラマーが首を痛めたり腱鞘炎になったりする。でもこの人のドラムとの付き合い方は、そういう人に教え聞かせたいくらい。 速い曲とか強く叩かなきゃいけない人ほど無理に速く強く叩こうとせず、いい具合に力を抜いて、そして力を抜いてこそドラム様という楽器はいい音を出してくれる、と、ドラムと大切な友達のようなお付き合いを続けて、もう●十年ドラムと自分は故障することなく付き合っているのだ。 で、元ブランキージェットシティーの浅井さん他、沢山のアーティストとのドラマーとしての競演もあり、クールビューティーなビジュアルだけではなく実力も素晴らしい。 そうそう。某事務所ではあたしが現場担当だった某バンドのドラムの担当になったこともあったっけなー。あれはあれである意味ものすんごいバンドでしたね・・・(遠い目)。 だってボーカルが往年の・・・・で、もう引退しているそうですようだけど。あの人もほんっとに優しくていい人だったなあ。あのバンドのテレカ、まだ持ってるんだけど、マニアは買うんだろうか???オークションに出てたの見たことがあるけど、今このご時世にテレカってどうなのよ(爆笑)? 玲子嬢との付き合いには様々な武勇伝もあり、「友達でも良いからかわいい人紹介してよー」といってきた遊び人、某バンドの●●●さんに「まずはお友達として」と念を押して紹介して、内心「大丈夫かなあ」と心配しつつ打ち上げに呼んでみた。 へなちょこ男のへなちょこ下心なんて鼻でふっとばしてくれる玲子嬢 「いやー、ありゃまだまだ子供だねえ」という大人発言で、心配をぶっとばしてくれたこともある、なかなかの鋼鉄並みに筋の通った姐さんである。 世界の中心に行けるなら叫んでみたいの。あんた男前・・・・・。 で、彼女のすんごいところはドラマーだけじゃなく作詞家でもあること。 こちらも様々なアーティストに有り余る才能を提供している。 現在、王道坊主の横道坊主のギタリストの今井秀明氏、永渕英男氏との3ピースバンド、スリルラウンジでクールにドラムを叩いている彼女。 真ん中の人です、のわけないじゃん(爆笑)!一番右。言わんでもわかるだろってのね。 こちらは真ん中です。 確かに「むきになって叩いている」というより淡々とそれでも音は激しく、紅一点ながら華やかでありながらクールさを強く感じさせてます。 クールなのに音はスパンスパンと、響いてくる。 日本の某有名バンドのドラマーさんみたいなことしなくったって、音は出ますから!ドラム壊すなよ!だから身体も壊れるのよ!と言いたくなりますです。 が、心はホットで人情派で若干すっとぼけ気味の雰囲気も匂わせる玲子嬢。こんなほんわかとした気分になるブログもやっているので、要チェキ(古い振り・・・)。 タイのいろいろなこと、じっくり話す機会ってつい最近・・・ここ1年、2年位かな?家が近所ってこともあってやっと話すようになってきた。 そういう話を、ずべーっとすべって倒れたまま「うははは!」とバカ笑いしたり、うんうん!と激しいリアクションで聞いてくれる。 出会ったのは互い20代前半。玲子嬢は妖怪レベルに外見も中身もかわらない。 「ぜんぜん変ってねえ!!!!」と会うたびお互い、つい言ってしまうから、あたしたちなかなか大人になれないのかな? 昔は同じ事務所のスタッフとアーティストという関係だったけど、そんなのまーったく関係なく仲良くしてた。 「しかしよっしーがここまでタイにはまるとは・・・」と玲子嬢。 あの時はタイの「タ」の字もなかったもの。お互い音楽の話しかしてなかったような気がする。 音楽野郎でしたね、あたしたち。 この日、玲子嬢の持ってきてくれたお手製つまみはフランスパンにあう味が濃い目のいり卵、ほうれん草をたっぷりのガーリックでじっくり炒めたもの、たまねぎたーっぷりで、ほくほくとしたポテトサラダなどなど、クールビューティーなアーティストでありながら、ちゃっちゃとお料理を作る家庭的な人。 あたしはキャベツと鶏肉をホールトマトとガーリックをターップリ入れて煮込んだソースをかけたパスタを用意。 これを向井ちゃんの持ってきた赤ワインでいただいて・・・(もちろん2本(酔死))。 なんだか良い旅立ちにになりました。 スリスラウンジのツアーのいっそがしい最中に、旅立ちの前に訪ねてくれた君。帰国したら今度こそライブ見に行くからね。また持ち寄り料理の会もやろうねー! ちなみにあたしがYOU TUBEで見て気に入った曲はコレ。 いいねえ、あたし的には出だしがもうやばい。きたきたきたーーーーって感じ。怒涛のように音が押し寄せてきます。 このバンドの知識が全くないあたし(友達なのに・・・)、新しいのはこちらのよう。あっ!箱根のススキの真ん中だ!!!!! 温泉入って来たかーーー!?って違うか。 前に彼女がやっていた「バリルブロンコ」のライブは行ったことががあるんだけど、スリルラウンジは機会がなくてお誘いメールをいただくのに一度も行けてなくて、音も聴いていなかったっす。ごめんなさい(土下座)。遅すぎますが初めて聴いたです。うひゃひゃ、許して。 歩ける距離に住んでるのも何かの縁、また近々ね! 応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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