カテゴリ:タイ、空の旅。飛行機事件?あれこれ
恐らくスワンナプーム空港で一番安い食事スポット 「マジックフードポイント」で腹を満たしたよっしーは、チェンマイに向かうべく国内線カウンターへ。 いやー、当たり前だけど国際線と比べて国内線って手続き早くていいわー。 今回はANAとタイ航空のマイレージをためるためのスタアラ組み合わせですが・・・。ほんとはタイ航空ってサービスも落ちたし、なんかここ1年くらい嫌な目に合う事が多い。 特に去年末から今年のはじめの旅のタイ航空は行きも帰りも最悪だった(ってか同行した奴もクソだった)。 最近かなりお高く留まってて(発展した国だという自覚が芽生えたのだろう)、むしろエアアジアやら以前HISが販売していたビジネスエアっていうLCCキャリアのCAさんの方が良かったような。まー、機内サービスはタイ航空の方がいいんでしょうけど。 以前タイ人にそれをいったら「あたりまえナ~。タイ航空はコネのあるカネモチしか入れないナ~」と叫んでいた。 かくいうタイ人友は、タイ航空に入れなくて、JALのタイ人CAとして働いた経験があり、機内食のトレイを落として、そのまま戻した経験も片手の指程度では収まらないという強者。JALも最近、国際のサービス悪いけど、まさかそんなことをしている奴がいるとはと驚愕した経験がある。日本人スタッフはやらなと思いますがね…。 それに比べるとANAっていいすよねー。 ほんっと、タイ航空のったあとANAに乗ると、なんてすばらしい教育をされているのだろう、なんて優しいのだろうと泣けてくるくらい差があるもん(爆)。 あ、ANAのまわしもんじゃないよ。 案の定国内線のタイ航空もスタッフに「ほほえみの国」と言われるえがおすらなく、「どうしちゃったの、以前はめちゃくちゃ陽気なスタッフとかいて楽しかったのに…」とタイ人の微妙な変化にかなしくなりつつ…。乗り込むときと降りる時のワイの時だけ100点の笑顔をくれるので、そのときはついつい「さわっでぃ~かー」とその2倍の笑顔で返してしまう情けないよっしぃ。 タイ航空はたった1時間でも国内線に機内食が出るのだけど、それまでは持って帰りたいくらい美しいデザインの正方形の箱に…「どうしたらこんなにまずい料理が作れるの?」とうなってしまうほど不味い物が入っていたので、一口かじって捨てる事が多かったんです。 10年以上前のチェンライ旅の機内食が唯一食べられた(といっても美味しくはない)ガイヤーン&ソムタムでそのメニューチョイスに感動したことがあったけど、その後はパッサパサのサンドウィッチと、プラスチックみたいな食感のココナッツをゼラチンでからめたようなやつ、とか、脳天がいたくなるほど甘いマフィンとか…。そんなノスタルジーに浸っていると…。 やってきたぜ機内食!動物のえさのように渡されたそれは…?あれ?細長い箱。しかも暖かいではないか。 開けてみるとトルティーヤのような薄い生地に包まれた、ふんわりカレーの香りがするシロモノ。随分箱は簡素化されたけど美味しそうではないか! ココナッツミルクの後味が残る、カレー味のポテトとひき肉が入ったもの。 結構うまい!というか今まで食べた国際線・国内線の機内食の中で最も美味かったかもしれん。なんだこれ!いいじゃないか! あんなにボロカスいったけど、やったなタイ航空。これは機内食嫌いでも思わず食べてしまう魅惑の味だぞ! これには後日合流した一番仲のいい会社の同僚(もう辞めたので元同僚)も「あの機内食、めちゃくちゃうまかった」というくらい。 機内食って、本当に食べられる一番おいしい物が一つだけでいい気がするよ。 このフライトで学んだよっしぃであった。 と、最近絶望していたタイ航空に一つだけ飛びぬけて感動したところで…僅か1時間30分のフライトなので、あ、山が多いな、田んぼが多いな、と思っているうちに高度が下がっていき、あっという間に到着。 8月後半は雨期ってことで、お山に雲が被っております。ってか雨です。きっと晴れていたらすがすがしい空港の景色なんだろうなー。前回のチェンマイはフライトが遅れて23時近くだったので、外真っ暗だったのよね。 チェンマイで入国審査する組か、国内線か組かで、席は前後にわかれておりますた。入国審査組は前の方に乗せて、先に下ろしていて、国内線組は機内でしばし待たされますた。 いやー、タイ航空ちゃん、サービスが悪かろうとそれでも垂直尾翼の色とロゴが本当に素敵。 個人的に紫好きなんだけど「タイって紫」って感じで素敵…。 この後、「ぎゃーぎゃー」騒ぎながら歩く中国人女性の団体にであいました。うーん、私団体行動が苦手なので、なんで中国の人が10人とか、そんな人数で来れるのか不思議。10人でもツアーではなく個人旅行。 この旅の直前、マナーの悪い中国人が嫌い!とか中国人に来てほしくないとか…チェンマイの人のソーシャルだかネットだか新聞だか忘れたけど拡散があって騒ぎになったらしいんだけど、中国人がその程度で来なくなるとは思わないし、その騒ぎのせいで、チェンマイでも中国人を歓迎しているお店は(お金落としてくれるし)あわてて「熱烈歓迎」とか掲げたらしい。 ま、基本マナーが悪い人は鈍感なので、変わることはないだろうと思っていたら、そのギャーギャー騒いでいた中国人の一人が慌てて「しーっ、しーっ!」と口に手を当てた。 そしてひそひそ声に。おや?と思いながら追い越すと、またまたテンションが上がって「ぎゃーぎゃー」騒ぎ始めたけど、また「しーつ!」と誰かが口に手を当てて、必死で静かになろうとしていた。 かわいいじゃないか! きっとその騒動を意識して、つい騒ぎ過ぎちゃう自分たちを抑えたのだろう。 素晴らしい!こういう中国人ならいいな。 確かその前のチェンマイで会った中国人も、みんなとてもやさしく、かわいく、騒がない人たちだったし。 そう、中国には日本の10倍人がいるから、マナー守らないやつは10倍、そのかわり礼儀正しく優しい人も日本の10倍いるかもしれない。色々考えさせられたフライトであったよ。
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